2006年07月26日

◆「ら〜めん屋コトブキ」/ゴマらーめん

 新潟遠征四日目の五軒目。「ゴマらーめん」が名物の店。入り口で靴を脱いであがり、席はすべて座敷だった。なかなか雰囲気のある男性(ご主人だろうか)が案内してくれる。「辛味を抜ける」ともあったが、折角だからノーマルの「ゴマらーめん(700円)」を注文。
「ゴマらーめん」
 不透明の赤みがあるスープで、トッピングには挽肉とコーン。ぱっと見は担々麺で、実際に味わいもピリ辛味があってこれまた担々麺風なんだが、その名の通りたっぷりとすり込んだ胡麻の香味と甘味が実によいコクになり、辛味との相乗効果でかなり美味しい。

 麺はやや太めの多加水もっちり麺。適度な歯ごたえとスープの持ち上げでこれも好み。この麺で「らーめんあおやま屯」を食べてみたいな。

 実は、今回はこの時点でかなり疲れていて、あまりこの店に来る事に気乗りがしてなかった。どうしても「担々麺もどきじゃないか」と言う思いがあったが、実際に食べてみると良い意味で逆に効果的だった。

 地方遠征に行くと、どうしても似たタイプのラーメンを連食する事になるので場合によっては飽きが来る事があるが、こういう独特の、しかも美味しいラーメンを間に挟むとかなり気分が復活するな。ここはこのタイミングで来てよかった。
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◆「がんこ屋 小新店」/がんこらーめん

 新潟遠征三日目の六軒目。3〜4年ぶりの再訪となる。山下店主がいらっしゃれば、あれこれ積もる話もあったんだけど、残念ながら姿は見えない。久々なのでノーマルにあたる「がんこらーめん(630円)」を注文。いつのまにか細麺と太麺がセレクトできるようになっていたので、今回は細麺で。
「がんこらーめん」
 やってきたラーメンは、かなり記憶と違った。いや、年単位で食べてないんでこっちの記憶違いかもしれないが、もっと乳化の進んだマイルドな味の印象だったが。思った以上にスープ本体はさらっとしていて、その分表面に浮いた油の直接的なこってり感がかなり強い。醤油の味わいもちょっと鋭く感じた。細麺は、一般的に言うと中細と言う感じ。最後まで歯ごたえを保って印象は良い。うーむ、今度来る事があったら別メニューも試してみたい。
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2006年07月25日

日記/060725

◆取材で2軒
◆「らのばR」/らーめん
◆「いっとうや」/らーめん
◆「なおじ」/こってりらーめん
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 午前中はかなりの雨だが、昼過ぎくらいからは晴れ間も見えた。今日はまず、昨日に引き続いて仕事で二軒。7時頃にホテルをチェックアウトし、クルマをコインパーキングに移した後8:20頃の新幹線で長岡まで移動する。乗車時間は20分少々か。昨日クルマではたっぷり一時間はかかっていたが、さすがに新幹線だと早いわ。そのまま編集さんのクルマに乗って一時間弱だ。こりゃ遠いな。自力で行くのは大変だ。が、ラーメンはその甲斐のある、なかなかにハイレベルな物だ。

 そこから更にクルマに乗って、今度は下越に向かう。13:30頃に到着し、さて仕事。こちらもつつがなく終了。

 さて、これで今回の仕事部分は終了だ。まあ原稿書きは残っているけど(^_^;)、とりあえず予定通りに直江津駅まで送ってもらう。駅到着は14:20頃だが、「一番早く新潟に着く電車を」と頼んだら、一時間以上先の特急しか無い。あれまあ。未練がましく時刻表を見たら、直前の特急は12:30頃に出ていた(^_^;)。これじゃー手も足もでないな。素直にその便の指定券を買って、さて時間を潰そうかと駅前の繁華街に出てみた。

 ところが、この駅前がまた、多少の土産物店くらいで、ファミレスやファーストフードはおろか、喫茶店も見あたらない。近年の地方都市は、郊外型のショッピング施設が出張りすぎて旧来の商店街や駅前が壊滅状態と聞くが、直江津もご多分に漏れずと言うことなんだろうか。結局駅の中の待合室が一番快適だったと言う。ここで多少のタイピングなどをやってるうちに電車がやってきた。

 電車の中ではひたすら爆睡。2時間弱だったので、まあまあ休めた。その後今日明日と連泊のホテルにチェックイン。一応部屋までVLDSの回線が来てるのでネット接続は出来るんだけど、こいつがやたらに不安定で、速度は総合的にはPHSより遅く、しょっちゅう切れる。こりゃたまらん。明日どっかで公衆スポットを探して接続しよう。

 さて、一通り整理してから駅前駐車場に入れておいたクルマを出して、本日の食べ歩きだ。まずは「らのばR」。店としても優先度が高いし、明日水曜日は定休日。しかも火曜日は19:30閉店と、今日急いでいくべき条件が揃っている(^_^;)。新潟駅近辺はそろそろ渋滞が始まっていて抜けるまでかなりかかったが、大きなバイパスに入ってからはスムーズに進み、19時前に到着できた。

 やれやれ営業中だわ。ほっとしながら店頭を見ると、「7月からは水曜日も営業します。また火曜日も21時まで営業します」と張り紙があった【爆】。ならそう焦って来る事も無かったが、まあそれも結果論。ともあれ「らーめん」を無事ゲットである。

 この「らのばR」には「らのば」と言う本店がある。が、事前にその本店は「現在休業中」との情報を得ていたので、今回は来訪しない予定だった。ところが、念のために店員に尋ねてみると「いえ、営業してる筈ですよ」との事。えー? なら行かなくちゃ【爆】。

 「らのば」本店は、この「らのばR」から見て新潟駅方向なので、さっき来た道を逆戻りになる。また、本日この後に予定している「いっとうや」「なおじ」はどちらかと言うと今居る「らのばR」近くになる。移動効率はぐっと悪くなるが、それでも「らのば」本店がやっているなら優先順位はそっちが高い。

 こういう時、クルマだとフットワークが軽いので、さくっと「らのば」まで移動する。が、店頭まで行ってみると灯りが消えて真っ暗だ。見た感じ「スープ切れでさっき閉店しました」ってぇ雰囲気でもない。やっぱり事前情報通り、休業中のようである。あれまあ、ガセ情報で随分無駄な動きしてしまったなあ。

 が、ぶうたれていてもしょうがないので、本来の目標「いっとうや」に向かった。さっき戻ってきたバイパスをまたも西進する(^_^;)。店の近くまで来た時に「がんこ屋」のすぐ前を通り過ぎた。ははあ、このあたりなのか。「がんこ屋」は、今回の再訪候補の筆頭店。「いっとうや」「なおじ」の後に時間とお腹の余裕が有れば本日6軒目にしようかな。

 「いっとうや」でもラーメンを無事ゲット。女性客が多かったかな。さて、次の目標「なおじ」は、横浜やお台場に出店していた「極一」のオーナーが、「極一」を離れて新たに立ち上げたお店だ。事前情報では21時閉店との事で、到着は20:40頃。駐車場もほぼ満車で繁盛しているみたいだ。

 「なおじ」でもラーメンをゲット。お腹具合はまあまあだから、さっきの「がんこ屋」に回ろうかと思っていたら、店内で立ち回っていたオーナーに顔バレしてしまった(^_^;)。「お久しぶりです。これとこれも味見してみて下さい」と有り難い申し出を受け、店の方向性を更によく理解出来たが、お腹具合は余力を使い果たしてしまった【爆】。まぁいいや。あと二日あるし、「がんこ屋」は今日は諦めよう。

 ふと気づくと閉店時間の筈の21時を過ぎても普通に営業し、新たなお客も入ってくる。訊ねてみると今は深夜12時まで営業中だとか。おやまあ、じゃ途中で「がんこ屋」に寄って来ても間に合うには間に合った訳か(^_^;)。

 今日は、事前情報と現地情報のギャップにかなり振り回されたなあ【爆】。ま、「らのば」本店の件以外はいずれも良い方に転がったから、結果オーライと思っておくか。

 「なおじ」で少し談笑。店主からは「一杯どーですか」と誘って貰ったが、クルマなのでそれは無理(^_^;)。途中のコンビニでビールを買い込み一人酒盛りとしゃれこんで本日終了。
posted by しう at 23:59| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「らのばR」/らーめん

 店名の「のば」は「NOVA(新星)」にかけてあると言う。つまり「らーめんの新星」と言うニュアンスなのかな。いや、実は「NOVA」は、老いた恒星が寿命の最後に爆発して、明るく輝く現象なんだがな(^_^;)。

 話題店である本店「らのば」が休業中との情報があったので、支店であるこちらの優先度は今回トップクラスに高かった。で、この店は「水曜日休業・火曜日は19:30まで」と聞いていてそれに間に合うように19時少し前に到着したら、7月からは定休日がなくなり、更に火曜日も21時まで(スープ切れ閉店)に変更されていた。営業時間を伸ばしたのは、評判がいいからなのだろうか。

 店内は広く、木の薄い茶色と焦げ茶のコントラストが良い。若いスタッフの接客も丁寧で好印象。注文は「らーめん(600円)」。
「らーめん」
 見かけはオーソドックスなトンコツ醤油だが、魚介だしに使われたサンマの風味がハッキリ出ていて、それがユニークな味になっている。甘味と香りが一般的なカツオ節や煮干しとは結構違うな。

 サービス品なども多く、人気もありそう。新潟では一般的だが、家族連れなどにも対応できるテーブルや小上がりもきっちり準備している。

 ただ、本店について「営業してますか」と従業員に確認して「やってる筈です」と言われて言ってみたら閉まっていた。そのあたりは正確な情報を期待したい。
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◆「いっとうや」/らーめん

 「渡なべ@高田馬場に似たタイプ」と聞いて来店。20:20頃到着で、先客6、後客4。女性客が比較的多いかな。注文は「らーめん(580円)」。基本スープはこれ一本のようだ。

「らーめん」
 出てきたラーメンはトンコツ醤油。飲んでみると和風の味もするので、確かに広い意味では「渡なべ」と同じジャンルではあるけど「いっとうや」の味わいは柔らかく、スッキリとした優しい物だ。ガツンとパワフルな「渡なべ」とはだいぶ印象は違うな。

 特徴的なのは幅広いメンマ。写真の左側にあるのがそれだ。最初は「丸いのと四角いチャーシューが二枚とは珍しい」と思ってしまった(^_^;)。通常は縦に裂いて出すサク切りをそのまま切っているらしく「二本」ではなく「二枚」と数える方がふさわしい。幅は4cmくらいあるけどさっくりとかみ切れるので、食べる時にも邪魔にならず、歯ごたえを楽しめる。

 麺はもっちりした中太麺。新潟市内の老舗は細めの縮れ麺が多いが、新店はこういうタイプが多いのかな。個人的には好みだが、従来の細麺に慣れてる人たちはどういう感想を持つのか、ちょっと興味がある。

 私は連食なのでスープを残したが「スープを飲み干してももたれたり喉が渇いたりしないタイプ」だと思った。明るい接客も好印象だった。
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◆「なおじ」/こってりらーめん

 21時閉店と聞いていたので「いっとうや」の後に大急ぎで来店して20:40頃到着したら、閉店は深夜0時までになっていて、ちょっと拍子抜け。むろん下手に早じまいとかされてるよりはずっと有り難い。駐車場はほぼ満車。席も7割くらい埋まっていて人気が伺える。「魁龍」「極一」で見かけた店主はフロアで忙しく接客している。「あっさり」「こってり」「塩」、更に辛いメニューやつけ麺もあり迷ったが、和風トンコツが二軒続いたので目先を変えようと「こってりラーメン(600円)」にしてみた。

「こってりらーめん」
 昔風の雷文をあしらった丼に入って出てきたラーメンはスープ表面に背脂ぎっしりで、燕三条スタイルに近く見える。が、飲んでみるとスープ本体はあまり煮干しが出ず、どっちかと言うと動物系が味を支えてる感じ。そういう意味では、東京の「香月」系をちょっと連想した。

 麺は太めのもっちり麺。やや小さめの丼に思いの外ぎっしり麺が詰まっていてボリュームもある。

 食べてる途中、店主に顔バレして、辛い味噌ラーメンやつけ麺も味見させていただいた。いろいろと引き出しがある人なんだな。二ヶ月ごとに様々な限定を出しているのも納得である。また、新潟ラーメンを盛り上げようといろいろ考えてもいるみたい。そうそうすぐに何かあるかは分からないけど、ちょっと注目してみたいと思った。
posted by しう at 22:30| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【新潟県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

日記/060724

新潟遠征、三年ぶり
◆「いち井」/豚骨ラーメン
◆「拉麺 豊」/白醤油和風拉麺
◆「大黒屋 松屋小路店」
◆取材で二軒
◆「来味」/ちゃっちゃ麺
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 さて、本日より新潟行きだ。今日と明日は某タウン誌の取材仕事で、その前後に3〜4軒ずつ行ければ上等と言う感じだが、折角新潟に行くんだから、そのまま引き上げる手はなかろうと言うもんだ。去年の北陸遠征時に数軒食べているが、新潟市近郊を、腰を据えて食べ歩くのは3年ぶりくらいになる。そもそも宿題の多い地域だし、その三年間で新店も出来ている。とりあえず、火曜と水曜も泊まり、二日間でどれくらい食べ歩けるか。新潟にはカレーラーメンもあるし、再食したい既食店もあるしで、ざっとリストアップしただけで簡単に20軒を超えてしまった(^_^;)。

 朝は、早めに出発する。最初の目標「いち井」は新潟市より手前の長岡の店。ここに11時目標なんで、まあ7時発くらいで何とかなりそうだが、先日からの長雨が関東甲信越にもかかって来てると言う。雨での速度規制や、最悪通行止めの可能性も考え、5:30には出発の算段だ。また、ウチから関越道に乗る場合、第三京浜玉川出口から関越練馬インターまでの主に環八をどのくらい早く抜けるかが肝になる。出発が30分遅れると、練馬インター到着の遅れは1時間じゃ済まない可能性が大だ。とにかくさっさと都内を抜けて、早く着くなら駐車場で寝てようと言う事である。

 予定通り自宅を出て、最寄りのコンビニで買い物をしようとしたら財布を忘れてた【爆】。確か去年の北陸遠征でも財布を忘れて同行のK氏に現金を借りたんだよなあ(^_^;)。北陸行きには何か宿縁でもあるんかいな。さっさと引き返して、改めて出発だ。

 早めに出たのが功を奏して、環八はほぼ渋滞無しで抜けられた。考えてみれば、月末〆近くの雨の月曜日。交通量は多いだろうから、この早朝出発は大正解だったみたい。途中のSAで休憩と簡単な食事を取りつつ順調に進む。80km規制、50km規制に何カ所かぶつかったが、所沢を過ぎてからは交通量も少ないので予定よりかなり早めに到着した越後川口SAで軽くレポ打ちだ。運転で凝った手や指に、タイピングは適度な運動になってくれる。

 どうでもいいけど、SAの休憩コーナーにも無線LANのフリースポット置いてくれればいいのになあ。で、HPで渋滞や気象情報を提供してくれれば使いやすくていいのに。

 しばらく休んで、目標の11時には少し早いかと思うタイミングでSAを出発したが、高速を降りてから店までが思いの外時間を食って11時ちょうどに「いち井」の駐車場に到着した。開店30分前なのに、もう前客1。合流予定のK氏が遅れてる間に15人近く並んで、その後も続々お客はやってきた。予定より少し遅れたが、無事「豚骨ラーメン」をいただけた。

 ここで一旦K氏と別れ、私は「いち井」のすぐ近くにある「豊」である。歩いても数分、クルマなら1分だ。券売機を見ると結構メニューが多く、どれにするか迷ったが、「和風白醤油拉麺」をいただいた。

 次は高速に乗って燕三条へ。時刻は昼過ぎで結構明るくなっているけど、雨の強さは相変わらず。周囲のクルマが(むろん私のクルマもだが)が巻き上げる水しぶきで視界が非常に悪いので、ほぼ常時フォグランプを、時にはヘッドライトを点灯しながらの走行だ。

 燕三条では、目標の「大黒亭」のカレーそばを無事ゲット。ゲットはいいが、店を見つけるまでに少し迷ってしまった。まあ、私がカーナビに入れた番地が間違っていたからだが【爆】。

 ところで今回は個人遠征ではなく、仕事に絡めての食べ歩きなのは前述の通り。今日の仕事は、まず14:40に相手方の会社へ集合から始まる。「大黒亭」で食べ終えたのが14:00ちょうどくらい。相手方の会社は新潟市内。間に合うかどうか、多少微妙だ。自分の食べ歩きを優先して仕事に差し支えたら本末転倒もいいところ。高速に乗ってからも飛ばしたいけど、相変わらずの雨で無理も出来ず。結局到着は14:30を少し超え、ややギリギリになってしまった。(^_^;)。

 さっき別れたK氏、新幹線で到着のT氏とその会社で合流して、さてお仕事。二軒を回って取材など。今日はこれで5杯か。

 無事に仕事を終えて、18時頃に相手方の会社で解散となった。K氏はこれから自宅までひとっ走りだ。私はT氏同乗で、開店以来行きたい行きたいと思っていた「来味」の支店に向かった。幸い布川店主もいらして、埼玉撤収以来久しぶりの歓談となった。ラーメンは「ちゃっちゃ麺」をいただく。新潟の燕三条系ラーメンを、「来味」流に解釈したラーメンと言えるかな。

 本当はもう一軒候補があったが、本日4杯目、取材一軒目のラーメンのボリュームが巨大で、そのダメージが色濃く残っている。昨夜の寝不足、今朝の早起きから雨の中での運転からも疲れが出たようで、腹も多少渋り気味。結局そのままT氏を伴いホテルに向かってチェックイン。一応のレポ書きと、メールなどに対応して本日終了。あー、こりゃあビールが効きそうだわい(^_^;)。
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◆「いち井」/豚骨ラーメン

 新潟遠征初日一軒目。ここは、約三年ぶりの再訪だ。前回看板メニューの塩と醤油は食べているので今回は豚骨狙いだ。また、メニューに大きな変更は無いようだが、行列の長さが劇的に変わっているらしい。実際雨の平日なのに、開店30分前で既に前客1。クルマで待っているお客も。3年前に来た時も繁盛店だったが、そこまでの人気店になったのは、何か大きな味の変更でもしたのかなと思ってのリピートである。

 私は開店30分前の11時頃到着し、行列二番手を確保していた。その後続々とクルマがやってきて、開店時には15人待ちである。が、今回ここで合流する予定のK氏が渋滞を読み違えて、開店後数分してやってきた(^_^;)。当然彼が来るまで店頭で待っていたので、結局入店は17〜18人目と言った所。私は未食の豚骨(700円)を注文。
「豚骨」
 やってきたラーメンは、大雑把に言うと熊本風か。マイルドな豚骨スープにマー油を浮かせ、コシのある麺を併せている。塩や醤油が複雑な味わいになっているのに対し、こちらは比較的分かりやすい方向性かな。私は熊本ラーメン大好きなんで、個人的にはこの傾向の味で満足だが、他の地方からこの店を目指してやってくる場合は、やはり一番人気と言う塩か、店主イチオシの醤油の方が店のコンセプトや主張は理解しやすいかも。

 K氏が頼んでいた「醤油」も少し味見。魚介の香ばしさを前面に出した味は、記憶のイメージと合致するが、こんなに濃厚に白濁したスープだったかな。この頃は、写真での記録が無いのが悔やまれる。
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◆「拉麺 豊」/白醤油和風拉麺

 新潟遠征初日二軒目。先に食べた「いち井」からは数百メートル?程度のごく近い場所にある。カーナビをセットして走り始めたとたんに「目的地に近づきました」と言われてしまった(^_^;)。到着は12時少し過ぎか。私が入った時には三分の一くらいの入りだが、最終的には三分の二くらいになっていたかな。

 元力士の店主が作る店は、そこここに相撲の意匠が使われながら、小ぎれいにまとまっている。「醤油」「塩」「みそ」、更につけ麺とか背脂追加とかメニュー数が相当多くて迷ったが、お店の人推薦の和風白醤油ラーメン(730円)を注文してみた。

「和風白醤油拉麺」「横から」
 口が広く底の浅い丼に入ってきたラーメンは、スープはなるほど、白醤油を使っている分、醤油色は薄くほとんど塩に見える。が、飲んでみると醤油の香ばしさは健在。見かけの割に、強めの味付けのスープだ。また魚介らしいダシもしっかりしている。スープがちゃんとしているので、具材の岩のりも、「お茶漬けぽさ」にならずにうまく海の風味を醸し出している。

 麺はやや平打ち中太麺。燕三条系ラーメンの麺を、よりしなやか、滑らかにした感じで歯ごたえもよい。長岡ともなるとおいそれと横浜からは来られないが、ここは複数で行ってあれこれ試すのがいいかも。
posted by しう at 23:00| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【新潟県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「大黒屋 松屋小路店」

 新潟遠征初日三軒目。三条燕インターから20分くらいかなあ。さびれた商店街のちょっと裏手にたたずむ老舗で、なかなか風情があるロケーションだ。13:30頃に店に入ると先客1。燕三条でもかなり古参だと聞くカレーそば(550円)を注文した。

「カレーそば」
 スープは「スープ自体がトロミのあるカレールウ」のタイプで、奇しくも同じ老舗の千葉県「実乃和食堂」とイメージが重なる。何とも懐かしい味わいで、「これでライスカレー作ったら美味かろうな」と思うが、それはメニューには載っていない。

 麺は細縮れの自家製麺。美味しいが、熱々かつトロミのあるカレースープをごっそり持ち上げて来て、急いで食べるのには向かない。更に、熱を保ったカレースープにどっぷり浸っているからさすがに伸びは早めだ。

 帰り際にご主人に聴いた所、父親である先代はおそらく60年前後前からカレーラーメンを作っていたとの事。事実なら、これは日本最古クラスかも。また、作り方のこだわりをいろいろ教えてくれ、更に話の流れでラーメンのスープまで味見させてもらった(^_^;)。今日は次の仕事が迫っていたので立ち話程度しか出来なかったが、機会があれば腰を据えてじっくり話をうかがってみたい。そういう仕事来ないかな【殴】。
posted by しう at 22:30| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【新潟県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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