2006年06月02日

◆「支那そば酒菜 凛」

 新店情報を一年近く塩漬けにして、全く新店ではなくなった頃に初来店したのが先月。一度行くと弾みがついて、今日もまた行ってきた。先日気になっていた「凛特製 担々麺(840円)」を注文してみる。到着は13:20頃で、昼食時間帯は過ぎていたせいか、先客後客ゼロ。
「凛特製 担々麺」
 担々麺と名が付くが、「あっさり目のスープに辛味たっぷりのペースト」「辛味のついた挽肉がトッピングで載る」「ナッツの甘味やコクを活かす」などと言う一般的な中国料理店スタイルの物ではなく、トロミの強いややピリ辛の入ったスープに、溶き卵とニラが入っている。唐辛子の辛さは僅かに感じるが、卵のおかげでマイルドになっていて、むしろ途中でラー油を少し足してみたほど。旨味が豊かで、ぐいぐい食べられる。

 麺は同じ物かもしれないが、前回より太く存在感があるような感じがした。もしかしたら、トロミたっぷりのスープをよく絡めるからかな。あと、挽肉も入っているが、一般的な坦々麺のようにトッピングされてる感じではなく、スープの中に混ぜ込まれている感じか。

 うーーむ、これって、神奈川に何軒か展開する「ニュータンタンメン本舗」に近いなあと思いながら帰宅してから同店のHPで調べたら「店主が高校生の頃大好きだった担々麺のイメージ」を元に設計したらしい。もしかしたら本当に「ニュータンタンメン本舗インスパイア」なのかも。そういう意味じゃ、正式な担々麺とはスタイルは異なるけど、これもまた「日本独自の担々麺」なのかもと思った。

 前回の「支那そば」に続いてこれも美味しかったな。残る辛子ニンニクソバや味噌も食べにこよう。
posted by しう at 18:21| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

◆「元祖一条流がんこ 総本家分家」/儚夢、メンタイマヨおろし麺

 12:30頃に到着すると、先客1。常連さんかな。本日が最終日になる8軒コラボの「儚夢(700円)」を注文。こう書いて「はむ」と読む。コラボ限定品の中では一番安いかな?
「儚夢」
 出てきたラーメンの構成は実にシンプル。クリアな塩スープに、「がんこ」らしい引き締まった麺、ネギのみじん切りにハムが2枚。自宅でインスタントラーメンを作ってももう少し豪勢になろうもんだが、このラーメンの原点のような品が実にうまい。

 「69'N'ROOL ONE」のコラボ限定品と同じく羊を使っているが、その使い方は実に繊細だ。豚骨と鶏ガラの風味のはるか彼方に、ごくかすかに羊の姿が見えるか見えないか。事前に知っていてじっくり味わえば「なるほど」と思うが、何も知らずに食べて当ててみろと言われたら、正直自信はないかも。

 が、そのほのかな風味がぐーんとスープの味を膨らませているのもまた事実。スープを飲んだ時より、麺をすすって空気が鼻に抜ける時の方が羊の存在感が分かる。また、後半スープの温度が下がってくると徐々に判りやすくなってくるのも面白い。

 具材のハムは一見安っぽいが、ミートローフのような柔らかい歯ごたえで実においしい。このハムにも羊がわずかに混じっているとか。

 「69'N'ROOL ONE」「がんこ」、同じ羊を使いながらもそれぞれ正反対の方向からアプローチした二軒を、コラボ食べ歩きのそれぞれスタートとエンドにして正解だったと思った。一軒だけ食べ損ねたけど、楽しいコラボだったな。

 「儚夢」を食べた後、某所で登場を聞いていた「メンタイマヨおろし麺(スープ付き)」650円も注文してみた。文字通り、麺に明太マヨネーズソースと醤油のかかった大根おろし、刻み海苔を乗せた拌麺(和え麺)スタイルである。
「メンタイマヨおろし麺」
 箸と付属の木のフォークでしっかりかき混ぜ、ソースと大根おろしを混ぜ合わせながら麺に絡ませていく。見かけがほぼぐちゃぐちゃになったあたりで麺を一口。「明太子とマヨネーズと大根おろし」からほぼ予想できる通りの味ながら、あっさりしたコク(矛盾してっかな?)があってうまいわ。「羊」と言う新素材の特徴の、ギリギリを見切って採用したさっきの「儚夢」とはこれまた対極にあるような品だが、どちらもしっかり「がんこ」の味だなと感じる何かがある。

 一条店主曰く「これ若い娘さん向けに作ったんだけど、俺と同年代の人に意外と受けてるんだよねー」だそうだが、それは実によく分かる。メンタイマヨのジャンクな味付けは好きだけど、パスタで一皿それを食べるとさすがに重いしくどいと感じると言う40代層には、この大根おろしと醤油でさっぱりした味わいが実にマッチするんだな。

 こりゃどこぞのパスタ店がパクッてもおかしくないわと思うほどパスタライクな品だが、ワカメとメンマの入ったスープを飲むと、ぐんとラーメン寄りの印象になるからこれまた不思議ではある。
posted by しう at 14:56| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月30日

◆「麺や食堂」/鶏夢

 18時の開店より数分前に到着したので当然先客はゼロ。時間が早かったせいもあってか後客もゼロ。8軒コラボ企画の「鶏夢(850円)」注文するが、メニューの横には「鶏夢 塩味(裏)」と言う張り紙があるのは想定外だった【爆】。醤油と塩を連食すべきかかなり迷ったが、本日この次に控える「麺屋維新」を確実にクリアするには腹具合に余裕を持っておきたい。ぐっとこらえて、明日余力があったらここに再訪する事とした。
「鶏夢」
 さて、出てきたラーメンは想像以上にスープが茶濁した物。この店は澄んだスープが身上と思っていたが、コラボの企画品だけに思い切った物を出して来たなあ。味わいも、通上品以上に鶏の旨味がしっかり出ていて、醤油の香ばしさとがっぷり四つに組んでいてかなり好みの物。油やゼラチン質のコク、甘味も充分。うまい。「麺や食堂版 鶏白湯」と胃っていいのかなあ。

 麺は中くらいで、適度な柔らかさ。少なくとも「固い」と言う歯ごたえではないが、個人的にはこのくらいの固さがあれば充分。コシもあるので文句はない。しばらく麺を食べていたら、一部太さが不揃いになっていて、やや平打ち状になっているのに気が付いた。これが二刀麺のような効果を出しているのが面白い。。わざとこういう形にしたのかな。製麺の段階での工夫か、その後手揉みかなんかで変化をつけているのか、どうやってるんだろ。

 具材は鶏肉だんご、鶏チャーシュー、もやしとキャベツ(炒めてる?)と、ラーメンには珍しい枝豆など。個人的には野菜と鶏チャーシューが印象に残った。鶏チャーシューには、何かトロミのような物がかかっていたような。

 かなり好みの味でほぼ完食。食べ終えてからますます「塩」をどうすべきか迷ったが、ほぼ完食の負荷もずっしり胃に来ている。やはりここは初志貫徹と言う事で一杯で退散。明日来られればいいなあ。

posted by しう at 15:00| 🌁| Comment(0) | TrackBack(2) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「麺屋 維新」/SPサイヤ麺

 「麺や食堂」の後、電車を一駅乗り過ごすポカなどもあって、到着したのは19:30を過ぎていた。先客3、後客4。

 ここのコラボ品は「SPサイヤ麺」。壁にはその品書きが貼ってあるが、券売機に「サイヤ麺」の食券が無くまごついてる私にご主人が一言、「ゆず塩と梅の食券を買って下さーい」。分かってらっしゃる(^_^;)。「コラボ食べてるんですか?」と聞かれたので、「あと明日にがんこ菜かむら食べたらクリアです」と言ったら「あれ、でも菜かむらさんは、2〜3日前に終了の筈ですよ」だそう。がーん、さっさと食べておけばよかった。

「SPサイヤ麺」「モロヘイヤ練り込み麺」
 注文して出てきたのは、麺と具の入った丼とつけ汁の小鉢。そう、つけ麺スタイルなのだ。モロヘイヤを練り込んだ麺は、鮮やかな緑色で、「維新」の通常の麺よりかなり太い。その麺の上にはニンジン、ネギ、山芋、ノリ、刻み油揚げなど具だくさんだ。チャーシューは巻いた鶏で、中央に梅肉が巻き込んである。今回のコラボでは、この「巻き込みチャーシュー」が何軒かあったな。

 麺を持ち上げると、改めて草餅のような緑色が映える。それだけで食べると青臭いと言うか青苦い味と、つるんとした食感が印象的だ。つけ汁は、おそらく「維新」レギュラーのダシを、タレとゆずで調整した物か。乳化や魚粉でガツンと来る最近のメインストリームの味という訳ではないが、独特の麺と沢山の野菜にしっかりと味をつけてくれる。こういう味の方が、野菜そのものの甘味や香りを感じられるかな。

 そろそろ食べ終わるかなと思った頃に、何だか見覚えのある鳥頭が扉を開けて入ってきた。「69'N'ROOL ONE」の嶋崎店主だったり(^_^;)。嶋崎店主は塩味を食べ、いろいろとアドバイスをしていた。

 私も食べ終えて、スープ割りを飲みながら両店主とラーメン談義。次回のコラボもまたやろうよと言う事で、私もちょっぴり意見とか言わせて貰えるかも。さて、どんな物になるのか。マスコミ主導でもお祭りでもない、完全に店のみによるコラボ企画ってのは全国的にも珍しいかもしれない。楽しみだな。
posted by しう at 14:30| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月29日

◆「らあめん虎心房だいにんぐ」/とまとまとまと

 矢野口の人気店だった「虎心房」が店名を「胡心房」に変えて町田に移転し、ラーメンも一新して心機一転頑張っているが、矢野口時代から手伝っていた店主の母親が、相模原に改めて店名とメニューを引き継ぐ「虎心房」を出した次第。実は今回が初来店だったりする。

 13:00少し前に到着。落ち着いた柔らかい雰囲気の店内には先客3、後客2。当然近隣8軒コラボ企画の「とまとまとまと(800円)」を注文したが、店内書きには「冷た〜いトマトソース麺」となっていた。多分あの品名じゃ何か分かって貰えなかったと見える。【笑】
「とまとまとまと」
 皿に盛られた麺にたっぷりのトマトソース、麺の上にはマリネした野菜と、中心にチーズらしきものを巻き込んだチャーシューなど。トマトのみの味だと少々尖った感じがしがちだが、ここのトマトソースには結構しっかり動物系らしい旨味があるので、挽肉は無くてもミートソースに似た力がある。これに麺を絡めてすするともっちりした食感がいい。マリネした野菜は適度な歯ごたえとさわやかさを加えている。

 チャーシューは通常の煮豚と違い、ハムかベーコンのような固い食感にスモーク香があり、香りの強いトマトソースに対抗する。聞くと、ローストポークとローストチキンを更にスモークにかけた物だとか。

 非常にうまいが、食後感はラーメンではなく冷製パスタだな【笑】。「ラーメン店にラーメンを食べに来た普通の客」には、これをベースに温かいラーメンに仕立て直した方がアピールするかもしれない。あるいは5月一杯の企画と言わず、暑い時期にこそもっとギンギンに冷やして出したら受けそうな気がする。

posted by しう at 18:26| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「らあめん大山 相模原店」/えびラーメン(極太麺)

 13:20頃到着して先客3、後客5。食券機を見ると、Open時とは全く構成が変わっている。ぱっと見、やはり「大山」ならエビだねと思って「えびラーメン(800円)極太麺」の食券を購入。したら「極太麺は20分くらいかかります」と念を押されてしまった。うーむ、次の目標「天馬」までの移動時間がやや微妙になるが、まあ大丈夫だとうと思って承諾。が、これが大きな誤算だった。久しぶりの店内をあれこれ見回すと、この極太麺の登場に限らず、「背脂」「ニンニク入れますか」などの店内書きがあり、随分二郎寄りのイメージ出してるな。「野菜多め、味濃いめ、背脂多め 可です」、つまりヤサイカラメアブラが出来るみたいだし。うーむ、この店の出自を考えるとやや微妙ではある。

 最初に言われた通りゆで時間がかかるので、後から来た人のラーメンがどんどん提供される。しかし、「極太麺」と言うまでもなく隣の人が食べてる標準麺でも、充分太麺の部類だが…と思っていたが、出てきた「極太麺」は太さの次元が違った。誇張ではなく割り箸より太いじゃねーの【爆】。

「えびラーメン極太麺」「その極太麺」
 「ラーメン」の語源として「柳のように細い麺だから柳麺」から出たと言う一説もあったと思うが、こりゃ柳どころか材木だわ。うーむ、私は未食だが、話に聞く「蓮爾」@向ヶ丘遊園の麺がこんな感じなのかな? だとしたら、それもいろいろ微妙な話ではあるんだが。

 ラーメン全体のスタイルは、こってりしたスープに液油と背脂が浮き、太麺が入り、その上にはモヤシとキャベツ。更にチャーシューを豚と呼ぶなど、どう見ても二郎インスパイアだ。「えびラーメン」なので、そこに更にエビの香味が入り、インパクトを増している。「大山」の創始者である影島店主が「二郎」のラーメンにエビ風味を足した人気メニュー「MO」を開発した事はあまりにも有名だから、そういう意味じゃ不自然では無いのだが……。これ、影島店主直伝なのかな?

 問題の極太麺は、本当に太い。うどんと比較してもかなり太めな上、角断面で厚みもある。しかも加水が低いらしく、しなやかさや滑らかさよりもひたすら「小麦密度」を高くした感じで、すすれるような物ではない。せいぜい1〜2本を口に運び、もぎゅもぎゅとかみ砕く感じ。

 個人的には、日本の麺(うどん、そば、ラーメン)は、「すする」のが大きな魅力だと思っている。「音を立ててずっずっと麺をすする」のを許容する食文化はあまり無く、日本人の麺好きもその食文化が支えてるんじゃないかと勝手に思ってるんだが、この麺はその「すする楽しみ」は完全にスポイルしてるな。「麺を食べる」と言うより「たまたま少し細長く切った小麦の練り物を口に押し込む」と言う印象。そういう意味じゃ、麺じゃなくパスタを食べる感覚に近いかも。

 逆に言うと「歯ごたえ」「噛み堪え」に関しては猛烈に強い。多少バランスを崩してでも歯ごたえを追求しているから、ひたすらに強い麺が好みだと、もう代用が出来ない唯一無二の麺だと思うかも。

 何はともあれ、「噛む回数」としては日本一クラスのラーメンかも(^_^;)。この強すぎる麺に強いスープを合わせた意味は分かるが、食べ終えた時にはアゴが疲れ切っていた【爆】。
posted by しう at 18:25| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月28日

◆「七志 とんこつ編 大倉山店」/七志らーめん+茎ワカメ+万能ネギ

 ここは確か、本店に次いでの二号店として99年にOpenだったかなあ。開店当初から数年はかなり通った店だが、ここのところとんとご無沙汰だ。日記を調べてみたら、約二年ぶりらしい(^_^;)。ここでのマイデフォルト・七志らーめん(700円)+万能ネギ(100円)+茎ワカメ(100円)を麺固めで注文。
 「七志らーめん麺固め+万能ネギ+茎ワカメ」
 もともと今から20年以上前、渋谷にあった「桂花」にはまって「大桂花馬鹿」から始まった私のラーメン人生。この手の「マイルド豚骨+マー油+中太麺」の組み合わせには滅法弱い。茎ワカメの歯ごたえも実に好みである。途中でゴマやニンニククラッシュを入れながら楽しんで食べた。
posted by しう at 23:00| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

◆「ShiNaChiKu亭」/つけめん

 結構久しぶりの来店かな。確か、寒い時期に「担々麺」を食べて以来か。13:00少し過ぎの到着で、先客3、後客4。今日はつけめん(700円)を注文してみた。もしかしてつけ麺を頼むのは初めてかも。いや、ここに限らず「支那そばや」の流れを組む店では、ラ博店の限定メニューとかでしか食べて無いかも知れづ。
 「つけめん」
 ふーむ。ぱっと見の感じは、ごく普通に「通常のラーメンの麺とスープを、単にそのまま分けて出してみました」と言う感じ。麺は通常通りの細麺で、こうやって食べると食感は素麺に似ている。むろん、香りや味は小麦の物だけど。かん水の匂いが少ないのか、味わいはさすがに悪くない。

 つけだれはセオリー通りタレ濃いめ。軽くトウガラシらしいピリ辛味が感じられる。ただ、甘味や酸味はほとんど、あるいは全く使われておらず、ダシの風味を活かして醤油味を強めた物だ。考えてみれば「細麺」も珍しいけど、「鶏主体のあっさりスープ」もつけ麺としては珍しい物かも。余談ながら、私の実家では素麺やもりそばのつゆに、鶏肉を入れてさっと焚いて油や風味を移して使う事が多かった。それもあって、ますます懐かしい素麺に近く感じてしまった(^_^;)。
posted by しう at 18:34| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

◆「凛」/支那そば

 「凛」と言うと、大井町発祥で今は大崎にある二郎系の店が有名だが、こちらは横浜市の小机にある別のお店だ。ウチからは比較的近所で、行かなきゃなあと思いながら伸ばし伸ばしになっていた店。11:40頃に到着して店内に入ると、木の風合いを活かした暖かな調度が気持ちいい。先客1、後客3。支邦そば(630円)を注文。その他にはつけそば、味噌らーめん、担々麺等もある。
「支那そば」
 油のほとんど浮かない澄んだスープは動物系を土台に、煮干しメインらしい魚介系の風味がふんわりと香る。自己主張は決して強くなく、麺をよく活かすスープは地味に見えて滋味に溢れている。これは美味しい。


 麺は細めのストレートでつるっとしている。細いのに、シコっとした歯ごたえが気持ちいい。また、時間がたつと少しずつ柔らかくなって行くが、麺の中心と周辺の歯ごたえの差は残ったままなので最後までコシが感じられる。さすがに函館の岡田製麺から取り寄せているだけの事はある。

 いや、美味しかった。もっと早く来れば良かった。

横浜市港北区小机町53-3/045-474-2454/月曜及び第一火曜定休/11:30〜15:00、18:00〜24:00、日曜11:30〜21:00/スープ切れ閉店/JR横浜線小机駅徒歩15分。バス停「住吉神社前」近く。横浜駅、新横浜駅などから市営バス3系統市ヶ尾行きが便利。
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◆「らーめんつけめん 湘丸」/特製つけ麺

 12:10頃到着で、私が着席でちょうど満席の盛況だ。前回ラーメンを食べているので今回は「特製つけ麺(900円)」を注文。
「特製つけ麺」
 水で締めた麺は実につややか。歯ごたえもちょうどいい。つけ汁は、基本はラーメンと同じ、白濁した鶏ガラと豚骨ベースのスープに和風ダシが打ってある。その上に酸味はついているが、つけ麺のセオリーとされる甘味、辛味はほとんど加わってないみたいだ。辛味は卓上に唐辛子があるからそれで調整できる。ラーメンから推測出来る範囲の味だが、やはりこの味は近隣にはないので重宝する。ちょっと不満だったのが、ラーメンに入っていて美味しかったメンマが入ってなかった事かな。

 味わい的にはかなり満足したが、混雑時のオペレーションはてんてこ舞いだ。前回は、空いている時間帯だったしOpen時の応援もいたから気づかなかった。そうでなくても店の全てを一人で回すのは大変なのに、かなりの「こだわりの作り方」がある。チャーシューを餃子焼きプレートで熱する、ラーメン用の味玉は軽く湯通しして温める、ランチ時のサービスライスをよそう、スープは雪平鍋で小分けに温める、つけ汁のスープ割りは、スープをある程度捨て、更にネギを足して飲みやすくする……。

 一つ一つは細かい作業で、しかも美味しく食べて貰う為の心遣いなのは伝わって来るんだが、一人で作業しているとその全てが提供時間に累積される。今回は、食券を出してからつけ麺が出てくるまで15分くらいだったかなあ。サラリーマンの昼食時には小さくない時間だ。更に、食べ終えた客の器を下げたり、折角カウンターに設置したレモン水入りお冷やポッドへの水補給も遅れがちだ。

 「昼食時にラーメン店に来る普通の客」は、スピードを求めてる事が多いから、この時間帯だけでも手伝いが入らないと厳しいな。と思いながら外に出たら、店頭には「バイト募集」の貼り紙があった【爆】。部外者が気づくような事は、当然ながらご主人が一番判ってるんだよな(^_^;)。何となく「失礼しました」と思いながら帰宅。
posted by しう at 18:15| ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月22日

◆「ラーメン二郎 京急川崎店」/小ブタ(ヤサイマシニンニクアブラ)

 しばらくぶりに「二郎」が食べたくなったので、新横浜で用事終了後にそのままスクーターで向かった。途中、「そういや定休日を確認してなかったな」と思ったが、もし休んでいたら「ラーメンシンフォニー」でリカバリするか、時間によっては鶴見に向かってもいいかと思ってそのまま走る。13:30頃に到着したら、無事営業中(^_^)。店外3人、店内は3〜4人待ちかな?

 この時点で大・小ともに「ダブル」は売り切れていた。二郎マイデフォの「小ブタ(700円)」の食券を買って待つことしばし。着席して更に待つことしばし。13:50頃にはブタも売り切れていた。あぶねえあぶねえ【笑】。オプションは「ヤサイマシニンニクアブラ」である。

「小ブタ(ヤサイマシニンニクアブラ)」

 ヤサイマシにした為、これまでで一番「山」が高いが、スープをかけまわしつつ食べるとシャキシャキ感があってうまい。アブラも液状油、背脂塊があってこってりこってり。中にはまるで杏仁豆腐のようなかたまりもある【笑】。野菜をまず半分以上やっつけ、その後に麺。また、ブタは大ぶりかつとろとろ。ボリュームはあるが、スープ以外はさくっと食べきった。美味かったな。
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2006年05月21日

◆「中々」/らーめん

 昼飯時を過ぎた日曜日の14:00ちょっと前に満席とは、失礼ながら意外だった。ここは「すっごいよ」→「秀ちゃん」と、如何にも近隣の神大生をターゲットにしたようなこってりラーメンが続いたせいか、「平日や深夜に若い客が居る場所」って印象だった。が、今の「中々」になってからはあっさり味を求めてか、年配客や親子連れが多いような気がする。前回「お勧め」と言う塩を食べたので、今回は正油ベースのらーめん(600円)を注文した。前回は若い兄ちゃんがラーメン作りから接客まで全部対応していて、今回も基本的にはそうだが、途中から初老くらいのおとーさんもカウンターに入って接客や勘定をやっていた。
「らーめん」
 澄んだ醤油スープで旨味もかなり乗っているが、奥の方に魚介の香りが見える。メインのダシは珍しい牛すじの味は正直くっきりとは見えないが、鶏ガラとも豚骨とも言えないちょっと不思議なダシだ。しかし、ゼラチンの多い牛すじをこんな透明度で仕上げるとは、相当の時間、根気よく弱火で焚いて、アクをきっちり取らないとダメなんじゃないだろうか。前回食べた塩に比べて、醤油の味の分やはり濃厚に感じる。

 麺は極細縮れ麺。ややこりっと上がっているのでややゆっくり目に食べてもあまり伸びないだろう。他はバラロールのチャーシューと青菜。一般的なほうれん草や小松菜ではなくチンゲンサイなのが珍しい。おそらくはタレ以外の構成は塩と同じだと思うが、正確な所は確証無し。
posted by しう at 16:56| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「信楽茶屋 白楽店」/黒しおらーめん

 「中々」の後、14:20頃に通りすがりに店頭を見たら新メニュー「黒しおらーめん(620円)」のポスターがあったので寄ってみた。店内で食券を購入。先客は1だが、後客は7〜8人いたかな。こんな時間にしてはよく入っている。

 「黒」と言う品名と店頭の写真から、おそらく通常の「塩」に黒い香味油を浮かべたんだろうなと思っていたら、どんぴしゃり。店内書きにはずばり「マー油」と書かれていた。
「黒しおらーめん」
 出てきたラーメンは、写真で見れば判るように、例えば「武骨」のような真っ黒ではなく「茶色」と言う感じ。確かに油の香ばしさもあってこれはこれで美味いが、従来の「塩」との圧倒的な差別化までは至ってないような気がする。油自体の色がそんなに黒くないのと、ラーメンの表面に散ってしまっているので「何となく濃い茶色のふつーの色じゃん?」と見えてしまう。家系慣れした横浜人は、これを見て「黒」とは言わないと思うぞ(^_^;)。

 もっと思い切りアレンジしてみた方がさらに面白かったんじゃないかなあ。ただ、トッピングであった「九条ネギ(150円)」が何だか合いそうな気がするから、もう一度それで食べてみようか。
posted by しう at 16:54| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

◆「龍上海」@ラ博/ミニ醤油ラーメン

 ハワイのラーメン店の女将さんが来日と言うか帰国と言うか。既に何度かラーメン行脚にご一緒している顔見知りだ。今回は、未食の「龍上海」が目標との事。ハワイで彼女がお世話になったと言うお友達と三人での来店である。

 11:40頃到着で、店頭での待ちは無し。味の強いこの店を先頭に持ってくるのはちょっと考え物だが、昼飯時に入ると並ぶからなあ。私はともかく、やはり普通は並ぶのは避けたい事態だろうし、と言うこと。私は未食(^_^;)の「ミニ醤油ラーメン(550円)」を注文。後の二人はミニ辛みそラーメンだ。

「ミニ醤油ラーメン」
 ミニかフルかは別にして、ラ博店で醤油は三回目かな。味が落ち着いたのかこちらが慣れたのか、最初に感じたやや旨味過多な印象はだいぶ薄らいだ。魚介の味と醤油の香味がいい感じで調和している。あと、太麺の食感もよし。

 今日はミニにしたけどフルで食べたいと思った。あと、一度はこっちに辛みそを乗せて試してみたいのう。

◆「支那そばや」@ラ博/醤油らぁ麺+名古屋コーチン味玉

 「龍上海」に続けてこちらへ。12:00頃で待ちは無いが8割方の入り。ちょうど昼食の混雑が始まる直前か。私は結構久しぶりになる醤油に名古屋コーチン味玉をつけてちょうど1000円也。
「醤油らぁめん+名古屋コーチン味玉」
 器が以前の丼から有田焼の物に変わり、全体的に立てに細長くなったせいか、具材の盛りつけが以前とはかなり変更されている。この器が実に軽くて持ち上げやすく、またフチの厚さが唇に馴染んでスープをすすりやすくなっている。今日はスープにわずかな酸味を感じたが、やはり旨味と風味が怒濤のように押し寄せてくる味は圧巻。実に満足。

2006年05月13日

◆「69'N'ROOL ONE」/超らーめんナビ限定【試食】、羊骨来夢白湯

 16日からの限定品の取材&最終調整である。11日の調整で充分美味しく仕上がっていたが、今日他のメンツも一緒に試食し、彼らの意見も取り入れてみたらまた一段レベルが上がった。なるほど、各地店主が「試食会」を開くのも何となく判る。実に美味しく仕上がっていて、参加した全員が納得の出来である。

 その後、「69'N'ROOL ONE」「胡心房」「がんこ相模原」などの町田・相模原近隣8軒によるコラボ企画「夢」の「69'N'ROOL ONE」版「羊骨来夢白湯」を頂く。
「羊骨来夢白湯」
 スープはその名前通り「羊骨白湯」だ。羊骨と言う素材が、こんなポテンシャルを秘めていたとは驚きだ。一番心配だった、あの羊肉独特の匂いが「臭い」ではなく「香り」に昇華されていて、更に甘味、コク、旨味も充分。かと言って脂っこい訳ではない。こりゃあ美味い。

 麺は細めの専用麺。通上品に比べてざっくりした歯ごたえだ。具材にはむろん羊肉があり、更にイタリアンパセリ、ライム、そして何と砕いたフリーズドライのイチゴなどが爽快さを加える。さすがのセンスと引き出しだが、この味を出すまでには何度も改良されたんだろうなあ。他の7軒も食べにいかねば。

2006年05月12日

◆「らーめんつけめん 湘丸」/らーめん

 5月11日に、新横浜通り沿いにOpenの新店だ。大成食品主催の「鳥居式らーめん塾」の卒業生らしい。店名通り、つけ麺とらーめん(どちらも醤油)の二本立てに各種トッピングがある。らーめん(醤油)650円を注文。12時少し前で先客3、後客は0。
「らーめん(醤油)」
 スープはかなり濃度のある魚介白湯。白濁させた動物系と魚介系のブレンドと言う、ある意味今一番オーソドックスな味わいだ。個人的な好みだともう少し動物系に寄らせた方が好きだけど、Open2日目でこのレベルなら大した物だ。麺は中太。軽く縮れて、もっちりした歯ごたえがいい。出自からして大成食品の麺だろうと思われる。この麺なら、つけ麺にしても美味しそうだ

 肩ロースらしいチャーシューと、穂先メンマ。あとこの手のラーメンには珍しいナルト。メンマはさっくりと柔らかく好感触。

 現在とても多い系統の味だけど、横浜のこの近辺には意外と少ない。きちんと近隣にアピールして生き残って欲しいな。

●横浜市営地下鉄片倉町駅から、新横浜通りを南下。とんぱた亭、来々軒を過ぎてしばらく行った右側。徒歩10分弱/横浜市神奈川区片倉2-71-5/045-413-3673/11:30〜14:30、18:00〜21:30/日曜定休

◆「来々軒 片倉町店」/味噌ラーメン+コーン

 新店「湘丸」から帰る途中、勢いがついてこちらにも寄ってしまった(^_^;)。12時少し過ぎでほぼ満席の盛況だ。一席ずつ2席の空きがあるが、私の前にいた三人組がまとめて座りたいようでしばし待つ。その間に、味噌ラーメン(750円)+コーン(100円)を注文。
「味噌ラーメン+コーン」
 暖廉には「西山ラーメン」の文字があるように、紛うことなきオールドタイプの札幌ラーメンだ。昔は確か「1.3.5」を示す店内掲示があったと思うんだが今は撤去されてるみたい。味噌のしょっぱさが少し出てたように思うが、コーンの甘味が中和してくれる。なにげに、コーン用の穴あきレンゲを出してくれるのが嬉しい。

 首都圏の人が思う典型的な札幌味噌ラーメンと言う感じ。激辛の「オロチョン」「味噌オロチョン」も人気のようで、三人に一人くらいが頼んでいた。

◆「沖縄らーめん 僕の味」/らーめん+餃子

 バイクを出して21時少し前に到着。だいたい8割くらいの入りかな。結構繁盛している。らーめん(630円)+餃子(380円)を注文。
「らーめん+餃子」
 ラーメンは前回も感じた「博多風豚骨ラーメン」の印象と同じ。今日は、どっちかと言うと「ニンニクたっぷりで美味いよ」と言われた餃子を食べに。確かに数mm各の粗みじん切りニンニクがショリショリと言う食感と、強烈な匂いを出して美味い。ニンニクの強さだけで言うなら野毛の「三陽」に匹敵するかも。しかし、これを食べた後は電車じゃ帰れませんなあ。バイクで来て正解である。

◆「博っか」/らーめん

 ここ三回ほど、営業時間を確認して行ったにもかかわらずシャッターが閉まっていて、、営業時間変更か、下手ぁしたら廃業かと思っていたが、今日はきちんと営業中だ。やれ良かった。らーめん(600円)を注文したら、「塩と醤油、どちらにしますか」と尋ねられたので醤油でお願いした。店内書きだと味噌も可能みたいだが、それは聞かれなかったな。
「らーめん(醤油)」
 かなりどっしりと濃厚な豚骨スープの割りには旨味成分は控えめ。濃厚なスープだ。細めの麺は、普通茹ででも他店のバリカタやハリガネくらいの硬さ。刺激的な食感で、学生の多い日吉ではこの硬さが受けそう。個人的には、もう少し柔らかめにした時にどんな食感になるかにも興味がある。スープの塩味、味噌味も興味があるんで、また開いてたら寄ってみたい。

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