2006年05月30日

◆「昔らぁめん天馬」/特麺

 13:30少し前に到着すると、昼食時間帯も終わり頃の為か、前後客なし。8店舗コラボの「特麺(750円)」を注文すると、「えーと……、あ、大丈夫です」だそう。もしかして売り切れギリギリと言うか、明日が定休日である事を考えると私がこのメニューのラスト客かも知れず。
「特麺」
 出てきたラーメンは、ほぼ真っ白でとろりとしたスープだ。事前情報で「パスタの味をラーメンに活かしたかった」と聞いていたので洋風かな? と思ったら的中だ。いわゆるホワイトソース味である。多分動物系のダシで伸ばしているのかな。意外とラーメンにも違和感がない。

 麺は通常の「ラーメン」とは違う平打ち麺で、こちらも何となくパスタっぽい。チャーシューは鶏。珍しいのはパンだが、これは何とお子さんの手作りだそう。シチューっぽく考えるとクルトン風。ラーメンとして考えると、古い札幌ラーメンによく乗っていた麩のような感じ。洋風のスープとよく合う。あと「ほうれん草が切れてしまったので」とワカメが入っていたが、これは確かにほうれん草の方が合いそうだった(^_^;)。

 パンの上に乗っているのは、挽肉をメインとした団子。ピリ辛の香油を加えて練ってるみたいで、これを崩しながら食べると得てして甘さが強く感じられがちなホワイトソースの味が引き締まって最後まで飽きずに食べられる。

 麺の量が多めな上によくスープを持ち上げ、更にパンがスープを吸うので固形物を食べきった段階でほとんどスープは無くなっていた。スープのトロミと相まって、かなり腹に溜まる感じ。うーむ、こりゃあ昨日「大山 相模原店」の後にもし間に合ってたとしても、食べきるのは相当苦しかったろうな。そういう意味では今日の一軒目に持ってきたのは正解だったか。それにしても、昨日の「とまとまとまと」といい、コラボ参加者の中では比較的年長者の方が思い切ったアイディアを出してくるのかな。
posted by しう at 16:50| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「胡心房」/春の潮そば

 だいたい14時頃に到着し、コラボレーション限定「春の潮そば」900円の食券を購入。この時間だと7割くらいの入りで、待ち無しで座れた。どうも私かその次で「春の潮そば」は売り切れたみたいだ。あぶねぇあぶねぇ。

 作っているのを見ていると、雪平鍋にスープと蛤を入れて先に焚いている。スープの香りを飛ばさない為に直前まで沸騰させないのか、それとも蛤のダシをこの時点で新鮮に取る為か、どっちかかな。
「春の潮そば」
 ラーメンは、半濁の白っぽいスープ。通常の「胡心房」のラーメンと比べるとさらっとした感じだ。飲んでみると、麹と言うか日本酒と言うか、独特の風味があってふんわりと柔らかい味わいだ。これが蛤のダシなのかなあ。また香油が浮いているようで、時々口に入ると風味のアクセントになる。

 麺は豆乳麺を使っているとか。以前、矢野口で食べた物より、つるんとして歯ごたえも良くなってるように思う。スープの独特の風味と麺の甘味がよく合っている。具ではやはり蛤に存在感があるなあ。大粒で、ちゅっと中からエキスが出てくるのがたまらない。ここの所、蛤やアサリなど、貝を効果的に使ったラーメンによくお目にかかるような気がする。メンマ代わりの焼いたタケノコも「春」を感じさせてなかなかだ。

 チャーシューはどういう訳か丼の底にあって、かなり食べ進んだ時点で出てきた。おかげですっかり温まって、とろとろに柔らかくなっていた。蛤や白髪ネギなどをトッピングしてたら、ラーメンの表面にチャーシューを置くスペースが無くなりでもしたかな?

 白髪ネギの上に、微少な花か実のような物があり、「これは何?」と聞いたらハーブだそうだ。「しうさんは興味ないだろうけど、これ美白効果があるのよ」だそうで。そ、そりゃまあ確かに美白にはあまり興味は無いが(^_^;)、これで少しはキレイになったかしら、うふ♪。

posted by しう at 16:48| 🌁| Comment(2) | TrackBack(2) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

◆「ぽっぽっ屋」/冷やしサラダラーメン、試作品

 少し前から行かなきゃなと思っていた「ぽっぽっ屋」」の「冷やしサラダラーメン」にやっとチャレンジだ。18時少し過ぎに行ったら空席は3席くらい。先日味噌つけ麺を食べに来た時よりかなり入っている。食券機に「売り切れ」が無いのを確認して「冷やしサラダラーメン(800円)」の食券を購入。

 「冷やしサラダラーメン」
 スープが無いので全体量が少なく、浅い涼しげなガラスの皿に入ってくるせいか、「ぽっぽっ屋」で出て来る一杯としては非常にボリュームが少なく見える。が、この冷やされた麺が凄い。おそらく「ぽっぽっ屋」のレギュラー麺よりやや細めだが、ぎゅっと締まった感じで強烈な存在感がある。通常麺のもそっとした感じより、「冷やし」と言う舞台では実に鮮烈な感じ。ただ、見かけがやや細い分、レギュラーの麺よりボリュームが少なく見えるのが全体の見かけに影響しているのかな。

 そんな事を思っていたら、後から入って来た客が「冷やしサラダ大盛り」とさっくり注文している。何ぃ、大盛りが出来るのか? なら大盛りにしとけば良かったと、麺をもぎゅもぎゅ噛みながらほぞも噛んだ【爆】。

 それはともかく。この麺を活かすタレ(ドレッシング)、細かい味付けはよく知らないが、ニンニクの風味が表面にあるせいか、「いやあ、ぽっぽっ屋の味だなあ」と感じるから面白い。野菜のシャキシャキ感も実にいい。また、細かく刻まれたゆで卵が全体をマイルドに食べやすくしている。美味い。

 強いて気になった点を言うなら、これからの盛夏に向けてはもう一段「冷たさ」の演出があった方がいいように思った。私は以前神保町にあった「おもだかや」の、タレを凍らせてかき氷にした冷やしが未だに忘れられない。そういうインパクトがあれば、夏場に更に人気が出そうに思った。

 例えば麺を氷水でガチガチに冷やしてみたらだいぶ印象が変わりそうだが、そうするとこの麺は強すぎるかもなあ。

 「冷やしサラダラーメン」をそろそろ食べ終わるかと思った時、宮本店主が「しうさん、もう一杯行けますか?」と訪ねてきた。実は、少し残った胃の隙間に「油そば」か「つけ麺」を入れてから帰ろうと思っていたので渡りに船だ。ああ大盛りにしなくて良かったわい【爆】。

 出てきた品は、もう少し暑くなった頃に出す予定の限定品。かなり美味くて序盤から中盤はぐいぐい行けるが、後半から終盤に多少飽きてくる。それを指摘し、対応策を少し話し合った。どうやら宮本店主にしても、「一杯フルに試食出来る人間」の登場は渡りに船だったみたいだ【笑】。

posted by しう at 22:22| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

◆「鏡花」/夢

 12:40頃到着で先客3、後客4。毎月、月替わりの限定品を出している「夢」。今月の「夢」は、煮干しをベースにアサリを効かせた物。先日は「すずらん」でもアサリを活かしたラーメンが出てたな。
「夢」
 スープは、煮干しよりもかなりアサリ主導かな。町田店主曰く「今日はアサリが元気が良くて出過ぎちゃった」そうで、本来はもう少し煮干しを出したいらしい。そのせいか、アサリと動物系の味わいは充分美味いが、多少単調なきらいもある。確かに、ここにふんわりと煮干しが香ったら更に美味かろうな。とは言いつつ、完食したんだが。

 終盤スープが冷めてくると、思いの外、具材のワカメの風味が残っているのが分かる。海の味がしっかりしているスープなので浮いたりはしないが、想像以上に影響を残してるな。

 麺は細めながらしっかりしたコシと存在感があって相変わらず美味しい。具材は、アサリ数個とチャーシュー、グリーンアスパラ。アスパラの味が意外とスープに合う。

 食べた後、少しご主人と談笑。松山の状況などを伺い行きたくなったけど、四国まではおいそれとは行けないなあ。ご主人は、これから松山のてこ入れに向かうそうだが。そういえば、来月の「夢」は冷やしラーメンを作りたいそうな。「かなり美味いですよお」と自信作のようなので、今から楽しみである。
posted by しう at 17:45| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「あってり麺東京」/ミラクル君付きあってり麺

 トライアウトで優勝した「あってり麺東京」の状況を確認したくて来店。昼食時間帯がちょうど終わる13:00少し過ぎだったので、スクエア自体もそう混んではいない。「あってり麺東京」店内は4割くらいの入りかな。

 券売機を見たら「ミラクル君付きあってり麺(900円)があったので「ミラクル君とは何じゃい」と思いつつそれを頼んでみた。今日は小路店主は見あたらなかった。

「ミラクル君」「あってり麺」
 さて「ミラクル君」とは「フルーティーな梅」だそう。ラーメンの具材ではなくデザートと言うか一品と言うか。梅を、シロップか何かに漬けてフレーバーを加えた物なのかな。食感と味は、スモモとかプラムにに似ていて、知らずに食べたら果物と思ったかも知れない。ラーメンの後にかじると後口がすっきりする。

 ラーメンは相変わらず美味しい。前回より少しクリアな印象があるが、きっちりと旨味と風味が出ていて完食寸前。さっきの「鏡花」で完食していたので自制した。
posted by しう at 17:43| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「麺屋武蔵 武骨」/球つけ武骨(黒)

 15時少し前の時間でもほぼ満席キープ。期間限定の「球つけ武骨」(14時から提供、20食)狙いである。つけ麺に「球」がついていて、それを溶かしながら食べると言うコンセプトで、ネギで使った緑球、辛味のついた赤球、イカスミで作った黒球があるが、今日は緑球のみ売り切れていた。「球つけ武骨」自体だけでなく、好きな色の球を確実にゲットするには早い時間に行くのが吉。「球つけ武骨」自体も結構注文が入っていたから、夜の時間帯だと残ってないかもしれない。

「黒球」「球つけ武骨(黒)」
 「球」を除いた通常のつけ麺部分は、だいたい「武骨」のつけ麺として納得の行く物。ただ「武骨」のレギュラーのつけ麺は随分食べていないので、これとイコールかどうかは分からない。あと少し麺の上がりが固いかなあ。個人的にはもう少し麺が柔らかく滑らかな方が好み。つけ汁は「武骨」らしいこってりした白湯だ。これに、細かくカットしたチャーシュー、メンマ、ネギなどが入る。

 キモの黒球は、見かけといい大きさといい「トゲの短いウニ」に見える。外皮を破ると中は黒っぽいペースト状になっている。イカスミらしい風味があり旨味もしっかり強い。つけ汁に溶くと、確かに旨味と風味が強まっていって美味いが、ラーメンの「黒武骨」ほどには強烈な風味付けとはなってないみたい。

 うーむ、面白いし美味しいけど、ラーメンの方であれだけのギミックを持ってる店だけに、変化のしかたが今ひとつ弱く感じた。緑球のネギ風味の方が、味をしっかり変えて行きそうな気がするなあ。次回があれば、早めに来て緑を試してみよう。
posted by しう at 17:41| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「凪」【試運転】/シブタニヒガシラーメン

 新宿ゴールデン街のバーや、「めじろ」@代々木の店舗を間借りして営業していた「凪」が、渋谷に店舗を構えて新規Openしようとしている。正式な開店は6月中旬予定だから、一ヶ月弱先になる。まだ店舗の内装工事も済んでいないが、既に味作りの為の試作を始めている。その試作品を、興味のある人には廉価で出そう。ついでに、安めのドリンクや簡単なおつまみも出しますよ、と言う事らしい。

 試食会とかプレオープン、レセプションなどでお店に行く事はしばしばあるが、今回の「凪」の場合はそれらより更に前段階なのかな。試運転とか予行演習によって出て来る試作品を提供する。だから、店主blogによると「もちろん味のブレは絶大」だそう(^_^;)。一般的なお客さん向けではなく、この店に興味があり、「一軒の店が立ち上がり、成長し、いっちょまえのラーメンを出せるようになる過程」を見たい人向けの試作品提供と私は解釈した。うーむ、開店前からファンを掴んでいる店ならではでの作戦だなあ。おもしろい。

 さて、「武骨」を食べた後に向かう。大雑把な方向は「すずらん」に行くつもりで六本木通りを登り、右折せずに通過。そのまま渋谷三丁目交差点を右折してすぐと言う感じ。渋谷とは言え人通りの少ないコースで、雷雨の中を歩くには少々ビビる場所だ(^_^;)。19:30頃到着すると、既に10人近い人が店内で談笑している。顔見知りや、blogなどで知った名前が多い。初対面の人のが多かったが、いろいろと話が出来て楽しかった。

 さて、試作品のラーメン(500円)を注文。
「シブタニヒガシラーメン」

 濃厚に白濁したスープに細麺だから、基本スタイルは博多ラーメンに近い。具材はチャーシュー、ネギみじん切り、ちょっと珍しいニンニクの芽。ニンニクの芽は「凪」の得意技だ。さてまずスープから。うむ、あまり美味しくない(^_^;)。

 ダシ自体の香りは良いと思う。臭すぎず、かと言って大人しすぎず、雑味の少ないクリーミーな感じは、下処理を丁寧にしたのかなと思わせる。ただ、旨味が足りない。豚骨からの旨味抽出が不十分なのかな。加えてタレが弱いようで、醤油の香ばしさと塩分が弱い。

 麺も、ちょっとスープの絡みが弱いかなあ。トロミはそこそこあるんでもーちょっと乗ってきてもいいんだけど。

 これらを正直に店主に告げると、まぁやはり大体織り込み済みのようで【笑】。引き渡しからこれまで手作りで内装を仕上げてきて、昨日始めて新厨房でスープを取ったと言う。スタッフも設備も寸胴も、やっと慣らし運転に入った段階だから、ラーメンの完成度が低い……と言うか、調整の余地がいっぱいあるのは当たり前。ここから本営業に向けてどう作り上げていくのかが楽しみだ。

 その後も少しお話してから、20時少し過ぎに離脱。雨脚はますます強く、渋谷駅までが結構大変だった。

東京都渋谷区東1-3-1カミニート1F
03-3499-0390 19:00〜22:00予(売り切れ終い有り)

※試運転の為、早じまい、臨休あり。電話確認が無難。
posted by しう at 15:00| ☔| Comment(2) | TrackBack(4) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

◆「ひるがお 新宿御苑店」/ラーメンゼロ

 「新どっちの料理ショー」で、「せたが屋」「九段 斑鳩」を破ったラーメンが、この店で二週間ほど提供されると言う。既に行列店である本店ではなく、こちらへの集客起爆剤としてこれ以上の物はあるまい【笑】。折角だから乗っておきたいし、何よりTVを見て「塩も味噌も醤油も使わないラーメン」と言われれば興味がわくのは当然だ。「せたが屋」の前島店主は、塩でも味噌でも醤油でもない「ソースラーメン」を作った事はあるが、今回はそういう奇策ではないみたいだし、ラーメン的な興味では、前回勝者「なんつッ亭」の「ネオ豚骨」より強かったかも知れない。

 ただこの手のラーメンで一番問題なのは「何時に行けば確実に、かつ行列時間を最短に食べられるか」と言うこと。各種情報から安全ラインを9:00、デッドラインを9:30と予想し、何年ぶりかの通勤ラッシュを突破して9:00少し前に到着。目論見通り、この段階で13人目。9:30少し過造に20人目が並んだから、ほぼ読み勝ちである【笑】。

 前回「なんつッ亭」ではこの後も延々並んだが、こちらでは20人目が並ぶのとほぼ同時に店員が番号付きの整理券を配ってくれた。

「整理券」
 行列は一旦ここで解散。後は開店の11時までに再度整理券の番号順に並び直せばOKだと言う。実質的に並んだのは30分ほどだから、「なんつッ亭」の時とは比べ物にならないほど楽だし、ヘタな通常の行列店の方がきついくらいだ。この後1時間半の待ちがあるとはいえ、行列に縛られているのと喫茶店なり何なりで休めるのとでは天地の違いだ。お見事な気配りである。

 近所の喫茶店で休憩兼レポ打ちをしてると1時間半はあっという間だ。10:50頃に店頭に行くと、別途20〜30人くらいの行列が出来ている。「ゼロ」売り切れは告知されているので、ノーマルを狙う人の列だろう。えれぇ行列店になったもんだ。

 その列を横目に整理券組が三々見々集まってきて、改めて列を作る。その整理券組の列が、開店と同時に店内に誘導された。まず「ゼロ」を全部捌ききってから通常営業に入る体制のようだ。カウンターから順番に座っていくと、私はちょうど一番最後、厨房に背中を向ける三角カウンターの冷水器側となった。ふむ。

 一度に二杯ずつ「ゼロ」を作っていくので提供にはそこそこ時間がかかる。ラーメンが出るたびに、その席からシャッター音が聞こえる。携帯で取ってる人が多いみたいだな。私の前、12番の男性は、デジカメでフラッシュを焚き、携帯で音を出して撮影していた【爆】。さて、着席から20分ほどで私のラーメンが出てきた。

「ラーメンゼロ」
 ぱっと見は、色の薄い醤油と色の濃い塩の中間くらいの色合い。多少濁っていて、引っ張り出さないと麺などは見えない。まず一番気になるスープを飲むと、第一印象は「磯の香りが強い塩ラーメン」だ。調味料としての塩は使ってないが、その分を素材からの塩分で補っているから当然と言えば当然だが。ただ、その塩分の出方が実に自然でなめらかだ。「塩カドが立つ」と言う表現の対極のような、旨味と風味と塩分がシームレスに繋がる感じ。この味はちょっと経験が無い。

 ダシの風味は「魚介系」ではあるけど、今一番ポピュラーなカツオ節や煮干しとは全く異なるので新鮮に感じる。塩分もそうだったけど、ダシの旨味も実に上手く融合している。貝の風味が主導的ではあるけど、それだけが突出する事もない。

 麺は太めのもっちり。調味料無しでこの麺を引っ張れるか心配だったが全くの杞憂。力強くぐいぐいと言う訳ではなく、すいすいって感じでラーメン全体がスープに牽引されている。うおー、こりゃあ美味い。

 具は、チャーシュー、穂先メンマ、味玉、青のり(あおさ?)。これらの味も実に自然にスープに馴染む。アオサは下手に使うとラーメン全体が「海苔茶漬け風味」になりかねないんだが、スープのアオサに負けていないので良い香りが効果的にプラスされている。 「調味料を使わない」と言うコンセプトから、どちらかと言うと線の細い味を予想してたがとんでもない。予想とは裏腹に、実に綿密に各要素を計算したラーメンだ。従来のジャンルに縛られない文字通りの「新作」。行列的にもなんつッ亭などより敷居は低いし、「また食べたいなあ」と思った。むろん完食である。

◆「すみれ 池袋店」/カレーラーメン

 「ひるがお」で「ラーメンゼロ」を食べた余韻さめやらぬ中来店。6月までの限定かつ一日20食であるなら、食べられる時に食べておかねばと言うことだ。12時数分前に着くと店頭に行列は無いがほぼ満席で、私の前の二人組から少し店内で待った。ちょいと不安のあったカレーラーメン(900円)の食券も買えて一安心して待つ。

 カレーラーメンは作るのに少し時間がかかるようで、私の後ろ2〜3人の後に出て来た。
「カレーラーメン」
 ラーメンは、それこそカレー皿のような平皿で出てくる。スープはかなりトロミがあって、「トロミのあるカレーラーメンスープ」と言うより「ややゆるめのカレールウ」って感じ。味わいは実にオーソドックスで、麺をライスと交換すればカレーライスとして成立しそう。ただ、カレーの上にはかなりの油(ラード)が浮いていた。やはり「すみれ」のスープをベースにしてルゥを使ったのかなあ。「すみれ」はスープよりもタレ主体の味のようで、そのあたりがちょっと見抜けなかった。

 先行で食べたO氏が書いていたように、確かに「すみれならではのカレーラーメン」とは感じにくい。美味しいんだけど、ブラインドで食べたら多分「すみれ」のラーメンとは分からなかったかも。味玉、メンマ、チャーシューなどのパーツは確かに「すみれ」の味だったけど。

 例えば、強烈な香辛料を使い、あの味噌ラーメンをベースに突き抜けるようなスパイシーさを加えた「味噌カレーラーメン」とかも食べてみたい気がする。絶対に美味いと思うんだが。

2006年05月15日

◆「すずらん」/海南麺【試食】、和牛伽哩麺【試食】

 これから出す新作の試食会。今回は二種類だ。毎度の事だが、実際に出る物はここから調整を施してくる可能性があるので、詳細は割愛するけど。まずは「海南麺」から。

「海南麺」
 出て来る器は何と4つ。写真は割愛してるけど、これにご飯物がつく。ラーメンの本体は、あっさりとした塩スープに、通常麺とほうれん草練り込み麺を合わせた二層麺が入る。それに、実にたっぷりとしたアサリの酒蒸しと、梅・しそペーストが付く。酒蒸しはそのまま食べても美味いが、そのおいしさがたっぷり含まれるスープと共にラーメンに投入すると思い切り味が変わり、実に楽しい。食べるのにやや手間がかかるが、二層麺はしっかりとコシを保ってくれている。美味しいぞ。

「和牛伽哩麺−五種乱切りつけ麺(そば)−」
 続けて「和牛伽哩麺」。ざっくり言うとカレーつけ麺だが、その白眉は麺。サブタイトルにあるように、「すずらん」が、持つ五種類の自家製麺(平打麺、ひもかわ麺、太麺、中太麺、細麺)を混ぜ、更に手ごねで一体感を出している。ここまで極端に性格の違う麺を混ぜると茹で加減の調整が心配だが、さすがに「すずらん」と言うか、太麺にもしっかり火が通ると同時に、細麺は柔らかくはあるもののコシはしっかり保っている。こりゃあ麺の素性の良さの証明みたいなもんだ。

 つけ汁は、和牛のスジ、スネ、アキレス腱など、コラーゲンたっぷりの部位をじっくり煮込んでいて、カレー味に塗りつぶされない旨さとトロミ。更にそれらが具材として入っているのでリッチ感がある。「日本のカレー」のおいしさだな、これは。二種類とも、細かい調整をして欲しい部分はあるが、幹はどっしりとした存在感とオリジナリティに裏打ちされた良作だ。本発売が楽しみだなあ。

2006年05月06日

◆「TOKYO NOODLE 六坊」/G.W.限定あっさりらーめん塩、醤油

 G.W.限定の「あっさりらーめん」を試しに、この連休中三度目の高田馬場へ【笑】。16:30頃に到着で先客1、後客6。先日の一周年記念ラーメンの時には渡辺樹庵氏が居たが、本日は見つからず。まずは食券を買って「塩で」と指定する。このラーメンは塩と醤油の両方があるので、まずは塩を食べ、その感想次第で醤油をどうするか考えよう。
「G.W.限定あっさりらーめん(塩)」
 ラーメンは小振りな丼に、海苔、チャーシュー、青菜、穂先メンマなどが載る。具材の配置やみじん切りネギの具合、更に丼の色合いなどが、ちょっと「支那そばや」を連想させるな。スープの味わいは名前通り「あっさり」。先日「渡なべ」で食べた物と比べると、「あっさり塩味」と言うスタイルは共通だが、随分味わいが異なる。こちらの方が、すっきりと素直に食べさせる感じ。もう少し旨味が有った方が判りやすそうではあるが。

 麺は極細。博多系の低加水麺ではなく、滑らかでわずかに平打ち。これまた「支那そばや」を彷彿とさせる感じだ。メンマは穂先だが、柔らかさより繊維質を残した感じ。元々こうだったっけか。スープと麺が滑らかな出来なので、丼の中でちょっと浮いている感じもした。

 なかなか面白かったので醤油も追加してみる。券売機まで行かなくてもカウンター内の店員に代金を渡せばOKだ。現金授受の後、ちゃんと手を洗っていたのには好印象だ。
「G.W.限定あっさりらーめん(醤油)」
 醤油味は、おそらくタレ以外のダシ、麺、具は塩と共通。こちらの方がやや魚介を感じたのは、醤油味が魚介風味を引き出すのか、タレに仕込んであるのか。

 塩、醤油ともにかなり美味しかったが少し気になったのが丼の大きさ。意外と麺の量がある割に丼が小さめなので麺が泳がず、底の方でややダマになりがち。細め麺のせいで足も速いので、ちょっと食べるのが遅いと後半麺の食感が損なわれそうなのが気になった。

 が、全体的にはかなり旨い。樹庵氏は自分のblogで「渡なべの限定は複雑で難しく、六坊の限定は判りやすく作った」って意味の事を書いていたが、これを「判りやすい」と言うのはかなりマニアックな層のような気はする(^_^;)。

◆「大分宝来軒」/大分らーめん

 去年出来ていた、都内では珍しい「大分らーめん」を名乗る。実は初来店だ。私の知り合いには「自称日本一ラーメンを食べた男」のO氏がいるが、ここは看板によると自称「日本一の豚骨ラーメン」らしい【笑】。17:50頃到着で先客0、後客4。注文したのは「大分らーめん(600円)」。
「大分らーめん」

 ラーメンは、とろっとした豚骨スープに博多風の低加水細麺。実は大分では10軒少々食べているが、私の中で「大分ラーメン」のイメージは固まっていない。県南部の佐伯市なら、ある程度スタイルがあるのが判っているんだが、大分市内や別府市内ではスタイルを確認する程は食べていない。店員によると、ここの本店は中津市にあるらしい。実は、大分県や佐賀県内には「宝来軒」と言うラーメン店は幾つかある。関係や系図を解き明かした資料があると貴重なんだがなあ。

 それはともかく、スープを味わうと、なかなかしっかりした豚骨のコクと醤油の香ばしさ。かと行って過剰なパンチや油は感じない。ふーむ、店員が「大分ラーメンの特徴は、博多より少しスープが濃いのと醤油が強い事です」と言うのが判る味だ。かなり好み。

 麺は前述の細固め。具材では、白ネギのみじん切りがシャクシャクと歯ごたえがいいのが印象的。あと、大量に入った胡麻も効果的に風味を感じさせる。店員の対応もハキハキしていて気持ちよかったし、期待以上の店だった。

◆「純連」/みそ

 高田馬場駅を挟んで東側に比べ、何故か西側はあまり行かないのでこちらも久々。18:15分頃で、だいたい5〜6人待ちをキープと言うところだ。この系統で久々の店舗となると、やはり「みそ」がデフォでしょう。食券を買って待つこと10分くらいかな。カウンターが空いて着席。オーダーも通った。
「みそ」
 ラーメンの見かけは紛う事無い「すみれ・純連系」。出身とかインスパイアではなく、本店直営支店なんだから当たり前か(^_^;)。濃い色のスープはやはり油と塩分が濃いが、「すみれ」に比べるとややスパイシーで刺激が強いかな。ずっと昔、札幌で両店を食べた時の印象と傾向は変わらないが、その差は少なくなってるような気がする。連食とかしてみないと差は判りにくいかも。

 「純連」の本店では去年の10月に食べているけど、大きな有意差は感じられなかった。ただ、細切れに切ったチャーシューの大きさが、本店よりかなり大きくなってるように思った。あと全体としてはややしょっぱさが尖って感じたが、これは私の方が短時間で4杯目だからかも。


 全体としては相変わらず強烈で濃厚。札幌味噌ラーメンのフラッグシップ健在と感じた

2006年05月04日

◆「汐留らーめん」/汐留塩らーめん

 先日売り切れを食らった「汐留らーめん」のG.W.限定「汐留塩らーめん」リベンジ兼「東急東京メトロパス」活用テストの日だ。さて、どのくらいをメドに「汐留らーめん」に向かうべきか。塩らーめんの限定数は100。先日の「ネオ豚骨」@なんつッ亭の20杯に比べれば遙かに広き門ではある。で、各種情報を検討し、開店一時間半前の9:30に到着としてみた。普段なら横浜駅から東海道線で行く所を、パス切符活用の為に渋谷経由銀座線で新橋駅に向かう。

 目標の9:30にわずかに遅れて到着すると、行列はまだ出来ていない。が、シオサイト自体の人出はそこそこあるし、「汐留らーめん」の看板や店内をのぞき込んでいる人もいる。ふーむ、この空気は覚えがあるぞ。並ぶと動けなくなって面倒だから、自分から並び始めるのは避けているけど遅れるのはイヤ、と言う人間が大勢で状況を見張っている空気だ。以前、香川県の某讃岐うどん店で味わった事がある。こういう時は、誰かが並ぶと呼び水になってどーんと行列が延びるもんだ。私も、すぐに並べる位置に座れる場所を確保して、推移を見守る事にした。
「強いぞガメラ」
 やがて9:50を過ぎた頃、先頭箇所に中年の夫婦が並んだ。ふむ、開店まで一時間切るくらいは座って待ちたかったが、ここまでか。と言うことで私もすぐに三番手に付けた。思ったとおり、そこから一気に行列が出来る。30分もしないうちに50人超え。その後も伸び続け、推定100人を超えたあたりで最後尾は見えなくなってしまった。連休中なので、未就学〜小学校低学年くらいの子供を含んだ家族連れも多いから、客回転は激遅が予想される。更に、お父さん一人を並ばせておいて、お母さんと子供は後から入るケースも多いみたいだから、実質行列人数は見かけ以上だろう。開店時の最後尾が食べるまでに2時間で済むかな?
「大行列」
 時間の読めない行列に並ぶのは想像以上にストレスが溜まる。そういう意味では、三番手につけておけば、開店と同時に入店できるのは明らかだ。カットオーバーの時間さえ見えていれば精神的にグンとラクになるから、少々早めに並んででも、1〜2回転目くらいに滑り込んでおく方がマシだろうて。

 さて、結局並び始めて1時間ほどの11:00ちょっと前から開店してくれた。これは非常に好感度が高い。「ネオ豚骨」で5時間待ったのに比べたら拍子抜けする程のもんだ。購入する食券は言うまでもなく「汐留塩らーめん(980円)」。出来れば未食の「汐留ワンタンメン」も食べようかと思ったが、連休期間中は塩らーめんを出す為にワンタンメンは休止中とか。まぁ、連休が終わってから改めて来ますかね。

 食券を出してしばし待つ。後客もどんどん席に着くがやはり子供連れが多いな。その子供たちが、厨房のガラス窓に湯をぶつける湯切りを見てキャッキャとはしゃいでいる。小さい子供が1〜2時間の行列を突破してまでラーメンを食べたがるとは思えないから、これはやはり親に引っ張られて来た子が大部分だろう。そういう子供が少しでも楽しんでストレス解消が出来るなら、パフォーマンスも悪くない。ただ気がかりは、あのダイナミックな湯切りを続けて店主の体力が保つのかどうかと言うことだ(^_^;)。さて、そうこうするウチにラーメンが出てきた。
「汐留塩らーめん」
 まずスープを飲むと、非常に柔らかいスープだ。これまでこの店のスープは、多かれ少なかれ「しょっぱめ」な味付けをベースにしていたが、今回はずっと塩分濃度を控えた感じ。やや洋風ぽい、不思議な味わいをじっくり楽しめる。紫蘇の利き具合もほのかで好印象だ。

 具材は半分の半熟味玉とキノコ(マイタケ?)、チャーシューバーグ。タケノコの食感が楽しいこのバーグが実に旨い。手間がかかってるんだろうなあ。

 全体的に非常に美味しい中、強いて気になった点を挙げるなら麺。従来の麺と同じく、中太のこりっとした固め食感の茹で上がりだが、これまでの塩度が濃いスープならこれでもいいが、今回のような柔かなスープだと、もっと細くするか、柔らかめに茹でた方が麺とスープが馴染むように思った。もう一度食べる機会があれば「麺柔らかめ」で頼みたいが、さて、そこまでの根性があるかどうか(多分無い【爆】)。

 結局食べきって出たのは11時少し過ぎ。行列の最後尾を見物したら、推定150人以上。200人近かったかも。狙うなら、10時前くらいに行っておくのをお勧めだな。

◆「ハッスルラーメンホンマ」/醤油ラーメン(小)

 もともとは亀戸の方に本店があるらしい。また「ハッスルラーメン」なる店名は、確か吉祥寺あたりにもあったような気がする。ここはその支店らしいが、何と老舗製麺所「浅草開花楼」から「ぽっぽっ屋」と同じ麺を取り寄せ、二郎インスパイアなラーメンを出していると言う。最近はもう「二郎インスパイア」も数は多いしその反面中身は【以下自粛】…あー、ゴホン。とにかく、有る程度評判を聞いてからでないと出かけにくくなっているのだ。ここは、前に行った知り合いの評価も高かったのでこの機会にと言う事。

 人通りの多い浅草を歩くこと10分弱。12時少し前に到着すると、馬道交差点付近にある店舗は営業中。G.W.営業を調べて無かったから、もしかしたら振られるかなと半分覚悟してたが、助かった。先客3、後客2。「醤油ラーメン 小(550円)」の食券を購入。小と言っても麺は200グラムと書いてある。

「醤油ラーメン 小」
 ネギ、メンマ、海苔など、「二郎」では標準ではない具も入っているが、そりゃまあここは「二郎」では無いから(^_^;)。スープを飲むと、豚骨のコクと醤油の香ばしさ、甘さがある程度「二郎」を連想させる。強めの味付けなので極太の麺を食べるには良いが、後半から終盤は結構しょっぱく感じた。

 麺は写真の通り。固めに茹でていて、ごりっとした芯がある。スープの味が強めなのでこれでもワシワシ行けるが、もうちょっと柔らかくしても麺の甘味が出て旨いかなと思った。

 具材は、モヤシがいい感じに箸休めになる。ちょっと気になったのはメンマがあまり美味しくない事かなあ。「二郎」風のラーメンにメンマはあまり慣れてないからそう思ったのかも知れないが。

 全体的にはなかなか面白い二郎風かな。ウチからは遠いから通い詰める程にはならないかも知れないけど、機会があれば再訪するかも。なお、ご主人の挨拶と、姿勢の良さは好印象。本来木曜日は定休日だけど、今日は連休中の「臨時営業」って事で運が良かった。

◆「渡なべ」/G.W.限定塩らーめん

 13:00過ぎに到着。最近はあまり行列も見かけてなかったんでちょっと油断してたら、今日は8人の行列が出来ていた。「ハッスルラーメンホンマ」の200グラムがボディブローのように効いてきたのと、じりじり照りつける太陽のせいで、待ってる間に少々疲れてしまったぞ。ああ爺むさい(^_^;)。

 注文は「G.W.限定塩(800円)」。ノーマルの食券を買って、スタッフに自己申告する仕組みである。
「G.W.限定塩らーめん」
 タレはむろんのこと、スープも別に取っている。麺は、確信は無いけど従来の物よりやや細めの平打ち。麺帯も変えてるかな? メンマも細く切っているし、チャーシューとネギとノリ以外は全部別仕込みかも。

 さて、スープを飲むと、鶏メインなのは判るが、どうも舌の奥あたりで苦みのようなえぐみのような味を感じる。香りもイマイチピンと来ない。うーみゅ。

 麺はぷりっとして美味しい。もしかして、加水を通常より上げているのかな。細切りのメンマもいいが、青菜の芯にこれまた苦みが残っていて味わいがひっかかる。うーん、「渡なべスタイル」のラーメンもあれこれ食べたけど、今回が一番ピンと来ないかな? いろんな部分で、先述の「喉の奥の、苦味を感じるポイントに刺激が来る」感じなのだ。ちょっと私の好みとは外れるラーメンだったのは残念かな。

◆「高田馬場大勝軒」/もりそば(少なめ)

 しばらく前に出来ていた、「中野大勝軒」出身の店。東池袋系は山のように出来ているが、中野出身は珍しい。

 16時30分頃、店内は、奥に長細いカウンター。縦長のL字型カウンターのみの店。先客5〜6人、後客2人ほど。券売機を見ると、お目当ての「もりそば」は650円。更に貼り紙で「普通:440g、少なめ:330g、半分:220g」とある。うーむ、440gはちょっと多いぞ(^_^;)。ちょっと日寄って「少なめ」で注文した。
「もりそば(少なめ)」
 魚介の効いた醤油スープに甘辛酸っぱと言う、実にオールドかつオーソドックスなつけ麺スタイル。もっちりした太麺はさすがに旨い。つけ汁に関しては、私にはちょっと甘辛酸の刺激が強めかな。卓上魚粉を入れた方が食べやすかった。だしと麺の良さは感じたので、次回はラーメンで試してみたい。

2006年05月03日

◆「北の大草原」/みそらぁめん、しょうゆらぁめん

 四谷三丁目駅と曙橋駅の中間くらいに、5月1日にOpenした新店。札幌系のラーメンを出す。店内の調度や接客の良さはバックボーンを感じさせるが、そういう訳ではないとの事。だとしたらかなりしっかりした店主が指揮をとっているのかな。ラーメンは、味噌、辛みそ、焙煎味噌、しょうゆと、基本形は4種類。味玉が醤油、梅、カレー、ごま油の4種類あるのは珍しい。まずノーマルのみそらぁめん(750円)から。
「みそらぁめん」
 タマネギ、もやし、白菜などの野菜を炒め、チャーシューは無く挽肉が入る。コーンがデフォ。見るからに一般的な札幌の味噌ラーメンだ。が、スープを飲むと、札幌にはままある脂と塩度で味を引っ張るタイプではなく、マイルドで甘味があり、コクも充分。こら旨い。

 麺も札幌らしい卵麺。製麺所を聞き損なったなあ。歯ごたえと味のある旨い麺。札幌と言うことを考えると、もう少し固めでもいいかも。野菜の歯ごたえがよく、また甘味が良い。スープの滑らかさはこの野菜からスープに出ているのかも。

 旨かったので、「しょうゆらぁめん(700円)を追加【爆】。それが出て来るまでの間、また一口、もう一口と味噌のスープを飲んでいる間に完食してしまった。が、完食したにもかかわらずあまり喉が渇かない。脂や塩分で牽引するラーメンだとそうは行かない所だ。

「しょうゆらぁめん」
 さて、醤油。具材の構成は味噌と同じだ。ふむ、おそらくタレだけが違うのかな。タレとスープの役割分担が判って面白い。味噌に比べて当然醤油の香ばしさとスッキリ感が出る。味の底辺にある甘味とまろやかさは味噌と共通する。ダシの味と、やはり煽った具から出た味かな。するすると、これまた完食。あれまあ、ダブ完なんて久しぶり。

 たった一つ気になるとすれば、お冷やにレモンを浸けている味。ラーメン店では時々見かける手法だが、スープの味が滑らかな為か、却ってレモンの酸味と苦みが邪魔に感じた。もっと脂っこいスープだと、これが爽快感になるのかも知れないが、ラーメンの味が良いだけにちょっと残・だった。

 とはいえかなり美味しい。あと半年早く、寒い季節に出てきてくれていたらカンペキだったが【笑】。本格的な札幌ラーメン店出現だな。

新宿区舟町12/11:00〜22:00/当面定休日無し/03-3350-6698
四谷三丁目から曙橋方向に向かい、「一心」のやや手前、「赤道」の真向かいあたりにある斜め左に入る路地を数十メートル行った左側。路地を覗くとラーメンの幟が見える。

◆「牡励湯」/牡励天+牡蛎焼きおにぎり

 少し前から新作「牡励天(1000円)」を出すという情報をとある理由でつかんでいたのを思い出したので、行ってみる事に。これの開始に合わせ、昼の時間帯にもラーメンを出すようになった。ただし「牡励天」は限定品。場合によっては昼に売り切れる場合もあると言う。実際今日は、私が食べた一杯で、残りあと一杯。夜に狙う場合は電話確認が無難である。
「牡励天」
 さて「牡励天」。従来の澄んだスープとは違い、これまで「牡励湯」として提供されてきた単品スープをベースにラーメンに仕上げている。濃厚に濁ったスープはハッキリと海産物の風味が出ているが、生臭さは無い。力強くもごくごく飲めるスープだ。

 麺は「チャーシューメン」よりもやや細めの平打ち麺。スープを絡める面積が大きく食べ応えがある。具材は白髪ネギと生のフーチバを薬味に採用。チャーシューやメンマは無く、カキとフーチバのかき揚げが香ばしさと甘味、そして油感を加える。別途注文した「牡蠣焼きおにぎり(300円)を半分食べ、残り半分をスープに投入しておじやにして完食。

 従来のコトリソバやチャーシューメンに比べると、ハッキリとした個性を打ち出したラーメンだな。その分好き嫌いは別れるかも知れないが、なに、人気の出るラーメンとかラーメン店はそんなもんだ。「鮎らーめん」系ではもっとも個性的な味だと思った。

2006年05月02日

◆「麺屋武蔵 武骨」/黒武骨

 16時過ぎのアイドルタイム、外は雨が降ったりやんだりの天候と言う悪条件でもだいたい満席+αをキープ。私が行った時は満席+1人待ちだった。注文は、久々の「黒武骨(730円)を。
「黒武骨」

 レギュラーの黒武骨を食べるのは久しぶり。いやー、矢都木店主→西尾店長を経て、現店長の湯切りは随分おとなしくなった【笑】。ラーメンは、ぱっと見、スープがやや少なめに見える。

 飲んで見ると、以前のあの「何もかも飲み込んで武骨味にしてしまう強烈なダシ」は影を潜め、バランスの良い豚骨魚介味に黒香油がアクセントをつけている感じだ。麺は相変わらずの太麺。チャーシューは、少々しょっぱく感じた。メンマのコリコリした食感は好みなので嬉しい。

 開店当初のような大インパクトは無くなったが、逆に食べやすく万人受けする味になったとも言える。昔食べてみて「あ、これキツい」と思って敬遠してる人こそ、もう一度試してみてはどうだろう。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。