「夏麺」最初に出てきたのは、薄緑色のとろっとしたスープの入った小鉢。ふむ、つけ麺なのかなと思っていたら、鮮やかな色合いの麺皿が出てきた。薄い黄色の麺に、鮮やかな黄色のコーン、緑色の枝豆、赤い糸唐辛子。白い豆腐。実に華やかである。
とりあえず麺を一すすり。「支那そばや」の普段の麺よりやや太めでもっちりしている。小麦の味わいも伝わってくる流石の出来だ。
スープはトロミが強い。色合い、味わいから見ても、おそらく枝豆を溶かし込んであるんだろう。言わば「枝豆のビシソワーズ」的なつけだれだ。爽やかな味わいが旨い。具材にも枝豆があって、一つは揚げたか乾燥させたような物。「グリーン豆」に近い食感かな。と、あと、豆腐にも枝豆が仕込んであった。
味わいは相当美味しいが、それ意外の部分で三点ほど気にかかった。まず、支那そばやらしく麺が長いので、皿から取ってつゆに付けるのがつけにくい。また、提供された時に麺の皿に食洗機の熱が残っていて「夏麺」らしさを損なっていた。3番目につけ汁の粘りが強いので、最初からどっぷり麺をつけていると終盤つけだれが足りなくなりそう。味わいがいいだけに、細かい点が気になってしまった。



