2006年06月10日

◆「花京」/こってり背脂とんこつらーめん

 駅前アーケード街にある、ざっくばらんなラーメン店。オシャレさとは無縁だけど、地元の高校生とかがフツーに寄ってフツーにラーメンを食べて帰っていきそうなシチュエーションだ。メニューの基本は「こってり豚骨」と「あっさり鶏ガラ」の二種類。こってり豚骨にはピリ辛やカレーなどのバリエーションもある。私は「こってり背脂中華そば(600円)」を注文。
「こってり背脂とんこつらーめん」
 とろっとした豚骨スープは確かに濃厚だが匂いは少ない。昨日今日と、関西の濃厚な豚骨ベースのスープを何軒か食べたが、いずれも匂いはかなり抑え気味。これが関西の好みなのかな。そして、スープを飲むと口内に残る旨味と甘味。決して嫌みではなく、かと行って無用に上品でもなく、「ラーメンうまいなあ」と思えるバランスだ。

 麺は大阪でよく見られるタイプ。具材の主役は厚切りのチャーシューかな。大きめで甘めの味付けで、とろとろに煮込んであってボリューム感がある。

 全体的に、凝った作りではないが、判りやすく美味しく食べやすいラーメンだった。ここ4〜5年、首都圏のブームを後追いする形で大阪や兵庫でも大きなムーブメントが起きてるけど、そんな大阪のラーメンブームが来る前からこういう店があったとするなら、単に知られていなかっただけで、大阪にも昔から規模は小さかったかも知れないけど、ちゃんとしたラーメン文化があったって事なんだろうかな。
posted by しう at 21:30| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【大阪府】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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