2006年05月31日

◆「元祖一条流がんこ 総本家分家」/儚夢、メンタイマヨおろし麺

 12:30頃に到着すると、先客1。常連さんかな。本日が最終日になる8軒コラボの「儚夢(700円)」を注文。こう書いて「はむ」と読む。コラボ限定品の中では一番安いかな?
「儚夢」
 出てきたラーメンの構成は実にシンプル。クリアな塩スープに、「がんこ」らしい引き締まった麺、ネギのみじん切りにハムが2枚。自宅でインスタントラーメンを作ってももう少し豪勢になろうもんだが、このラーメンの原点のような品が実にうまい。

 「69'N'ROOL ONE」のコラボ限定品と同じく羊を使っているが、その使い方は実に繊細だ。豚骨と鶏ガラの風味のはるか彼方に、ごくかすかに羊の姿が見えるか見えないか。事前に知っていてじっくり味わえば「なるほど」と思うが、何も知らずに食べて当ててみろと言われたら、正直自信はないかも。

 が、そのほのかな風味がぐーんとスープの味を膨らませているのもまた事実。スープを飲んだ時より、麺をすすって空気が鼻に抜ける時の方が羊の存在感が分かる。また、後半スープの温度が下がってくると徐々に判りやすくなってくるのも面白い。

 具材のハムは一見安っぽいが、ミートローフのような柔らかい歯ごたえで実においしい。このハムにも羊がわずかに混じっているとか。

 「69'N'ROOL ONE」「がんこ」、同じ羊を使いながらもそれぞれ正反対の方向からアプローチした二軒を、コラボ食べ歩きのそれぞれスタートとエンドにして正解だったと思った。一軒だけ食べ損ねたけど、楽しいコラボだったな。

 「儚夢」を食べた後、某所で登場を聞いていた「メンタイマヨおろし麺(スープ付き)」650円も注文してみた。文字通り、麺に明太マヨネーズソースと醤油のかかった大根おろし、刻み海苔を乗せた拌麺(和え麺)スタイルである。
「メンタイマヨおろし麺」
 箸と付属の木のフォークでしっかりかき混ぜ、ソースと大根おろしを混ぜ合わせながら麺に絡ませていく。見かけがほぼぐちゃぐちゃになったあたりで麺を一口。「明太子とマヨネーズと大根おろし」からほぼ予想できる通りの味ながら、あっさりしたコク(矛盾してっかな?)があってうまいわ。「羊」と言う新素材の特徴の、ギリギリを見切って採用したさっきの「儚夢」とはこれまた対極にあるような品だが、どちらもしっかり「がんこ」の味だなと感じる何かがある。

 一条店主曰く「これ若い娘さん向けに作ったんだけど、俺と同年代の人に意外と受けてるんだよねー」だそうだが、それは実によく分かる。メンタイマヨのジャンクな味付けは好きだけど、パスタで一皿それを食べるとさすがに重いしくどいと感じると言う40代層には、この大根おろしと醤油でさっぱりした味わいが実にマッチするんだな。

 こりゃどこぞのパスタ店がパクッてもおかしくないわと思うほどパスタライクな品だが、ワカメとメンマの入ったスープを飲むと、ぐんとラーメン寄りの印象になるからこれまた不思議ではある。
posted by しう at 14:56| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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