2006年05月25日

◆「ぽっぽっ屋」/冷やしサラダラーメン、試作品

 少し前から行かなきゃなと思っていた「ぽっぽっ屋」」の「冷やしサラダラーメン」にやっとチャレンジだ。18時少し過ぎに行ったら空席は3席くらい。先日味噌つけ麺を食べに来た時よりかなり入っている。食券機に「売り切れ」が無いのを確認して「冷やしサラダラーメン(800円)」の食券を購入。

 「冷やしサラダラーメン」
 スープが無いので全体量が少なく、浅い涼しげなガラスの皿に入ってくるせいか、「ぽっぽっ屋」で出て来る一杯としては非常にボリュームが少なく見える。が、この冷やされた麺が凄い。おそらく「ぽっぽっ屋」のレギュラー麺よりやや細めだが、ぎゅっと締まった感じで強烈な存在感がある。通常麺のもそっとした感じより、「冷やし」と言う舞台では実に鮮烈な感じ。ただ、見かけがやや細い分、レギュラーの麺よりボリュームが少なく見えるのが全体の見かけに影響しているのかな。

 そんな事を思っていたら、後から入って来た客が「冷やしサラダ大盛り」とさっくり注文している。何ぃ、大盛りが出来るのか? なら大盛りにしとけば良かったと、麺をもぎゅもぎゅ噛みながらほぞも噛んだ【爆】。

 それはともかく。この麺を活かすタレ(ドレッシング)、細かい味付けはよく知らないが、ニンニクの風味が表面にあるせいか、「いやあ、ぽっぽっ屋の味だなあ」と感じるから面白い。野菜のシャキシャキ感も実にいい。また、細かく刻まれたゆで卵が全体をマイルドに食べやすくしている。美味い。

 強いて気になった点を言うなら、これからの盛夏に向けてはもう一段「冷たさ」の演出があった方がいいように思った。私は以前神保町にあった「おもだかや」の、タレを凍らせてかき氷にした冷やしが未だに忘れられない。そういうインパクトがあれば、夏場に更に人気が出そうに思った。

 例えば麺を氷水でガチガチに冷やしてみたらだいぶ印象が変わりそうだが、そうするとこの麺は強すぎるかもなあ。

 「冷やしサラダラーメン」をそろそろ食べ終わるかと思った時、宮本店主が「しうさん、もう一杯行けますか?」と訪ねてきた。実は、少し残った胃の隙間に「油そば」か「つけ麺」を入れてから帰ろうと思っていたので渡りに船だ。ああ大盛りにしなくて良かったわい【爆】。

 出てきた品は、もう少し暑くなった頃に出す予定の限定品。かなり美味くて序盤から中盤はぐいぐい行けるが、後半から終盤に多少飽きてくる。それを指摘し、対応策を少し話し合った。どうやら宮本店主にしても、「一杯フルに試食出来る人間」の登場は渡りに船だったみたいだ【笑】。

posted by しう at 22:22| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【東京都】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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