2006年05月29日

日記/060529

◆「らあめん虎心房だいにんぐ」/とまとまとまと
◆「らあめん大山 相模原店」/えびラーメン(極太麺)
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 主に町田・相模原近辺のラーメン店8店舗が、マスコミなどとは無関係に独自に同一テーマ「夢」を表す新作を作るコラボ企画。5月一杯で終了なのに、あれこれあって結局「69'N'ROOL ONE」一軒しか食べられてない。さすがにもう行かないとと思うが、参加店舗8店のうち、6店が月曜定休だ。まるで、示し合わせて定休日を同じにして、一緒に遊びやすくしてるんじゃないかと勘ぐりたくなる程だ【爆】。

 そういう訳で、とりあえず今日開いている「らぁめん虎心房だいにんぐ」「昔らーめん天馬」の二軒を目標に出かける。ついでに開店以来ご無沙汰している「らーめん大山 相模原店」の様子も見てくるか。

 と思って出かけようとしたら、何とデジカメのバッテリが切れている【爆】。とりあえず30分だけ充電し、これで行けるところまで行こうと横浜戦に乗り込み相模原に向かった。

 相模原ではむろん「虎心房だいにんぐ」へ。実は初来店だが、お母さんは以前より元気良さそうで安心した。無事に目的の「とまとまとまと」をいただき満足しながら次の「らあめん大山 相模原店」に向かう。「大山」までは徒歩で10分弱くらいかなあ。さきほど食べた「とまとまとまと」を、ああ美味かった、こう美味かったと反芻してるウチにはたと気づいた。俺、勘定して来たっけ【爆】。

 券売機だっけ? いや、口頭で注文した。先払いじゃないし、食べ終えてから……にこやかに談笑しながら、確かに財布を出さずにそのままお暇してる。あっちゃー、やっちまった。食い逃げだ【大爆】。うーむ、全く悪気もなく、逃げようと言う意志もなく爽やかに立ち去ったから、あちらも気づかなかったんだろうな。いつの間にか食い逃げの極意を会得してたと見えるわい【殴】。

 とはいえ、目的の「大山」はもう目の前。しゃあない、とりあえずこっちを食べてから戻り際によって謝って精算しよう。それから成瀬の「天馬」に向かおう。

 ところが、ここで頼んだ「えびラーメン」の極太麺が、これがもう掛け値なしの極太麺。茹でるのにも食べるにも時間と体力を思った以上に食ってしまった。食べ終えて店を出たのが14時頃。「虎心房だいにんぐ」に寄るのは問題ない。それから成瀬の「天馬」まで行くのはギリギリ間に合うかもだが、その時点で三杯目を食べられるコンディションに戻す自信が無い。うーむ、一応あと二日あるし、大事をとって無理はやめておこう。

 「虎心房だいにんぐ」でちゃんと精算。顔が赤くなってしまった(^_^;)。その後、相模原の駅から新横浜に向かい、更に野暮用で実家に向かった。実家で用事を済ませたら少しヒマがある。時間を潰して直近の「麺でる」に久しぶりに行ってみるかなと一瞬思ったが、今日はもう太麺は勘弁だ(^_^;)。結局そのまま自宅に移動し、その途中で休憩兼レポ打ちを。自宅でやるより能率が上がるのだ。

 その後帰宅するが、やはり腹が減ってこない。茹でるのに15分かかる極太麺は、消化にもそれだけかかるって事だろうな。かるいおつまみとビールで済ませて本日終了。やけに暑く感じて、今年初の冷房(除湿だけど)を動かしてしまった。

posted by しう at 23:59| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「らあめん虎心房だいにんぐ」/とまとまとまと

 矢野口の人気店だった「虎心房」が店名を「胡心房」に変えて町田に移転し、ラーメンも一新して心機一転頑張っているが、矢野口時代から手伝っていた店主の母親が、相模原に改めて店名とメニューを引き継ぐ「虎心房」を出した次第。実は今回が初来店だったりする。

 13:00少し前に到着。落ち着いた柔らかい雰囲気の店内には先客3、後客2。当然近隣8軒コラボ企画の「とまとまとまと(800円)」を注文したが、店内書きには「冷た〜いトマトソース麺」となっていた。多分あの品名じゃ何か分かって貰えなかったと見える。【笑】
「とまとまとまと」
 皿に盛られた麺にたっぷりのトマトソース、麺の上にはマリネした野菜と、中心にチーズらしきものを巻き込んだチャーシューなど。トマトのみの味だと少々尖った感じがしがちだが、ここのトマトソースには結構しっかり動物系らしい旨味があるので、挽肉は無くてもミートソースに似た力がある。これに麺を絡めてすするともっちりした食感がいい。マリネした野菜は適度な歯ごたえとさわやかさを加えている。

 チャーシューは通常の煮豚と違い、ハムかベーコンのような固い食感にスモーク香があり、香りの強いトマトソースに対抗する。聞くと、ローストポークとローストチキンを更にスモークにかけた物だとか。

 非常にうまいが、食後感はラーメンではなく冷製パスタだな【笑】。「ラーメン店にラーメンを食べに来た普通の客」には、これをベースに温かいラーメンに仕立て直した方がアピールするかもしれない。あるいは5月一杯の企画と言わず、暑い時期にこそもっとギンギンに冷やして出したら受けそうな気がする。

posted by しう at 18:26| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「らあめん大山 相模原店」/えびラーメン(極太麺)

 13:20頃到着して先客3、後客5。食券機を見ると、Open時とは全く構成が変わっている。ぱっと見、やはり「大山」ならエビだねと思って「えびラーメン(800円)極太麺」の食券を購入。したら「極太麺は20分くらいかかります」と念を押されてしまった。うーむ、次の目標「天馬」までの移動時間がやや微妙になるが、まあ大丈夫だとうと思って承諾。が、これが大きな誤算だった。久しぶりの店内をあれこれ見回すと、この極太麺の登場に限らず、「背脂」「ニンニク入れますか」などの店内書きがあり、随分二郎寄りのイメージ出してるな。「野菜多め、味濃いめ、背脂多め 可です」、つまりヤサイカラメアブラが出来るみたいだし。うーむ、この店の出自を考えるとやや微妙ではある。

 最初に言われた通りゆで時間がかかるので、後から来た人のラーメンがどんどん提供される。しかし、「極太麺」と言うまでもなく隣の人が食べてる標準麺でも、充分太麺の部類だが…と思っていたが、出てきた「極太麺」は太さの次元が違った。誇張ではなく割り箸より太いじゃねーの【爆】。

「えびラーメン極太麺」「その極太麺」
 「ラーメン」の語源として「柳のように細い麺だから柳麺」から出たと言う一説もあったと思うが、こりゃ柳どころか材木だわ。うーむ、私は未食だが、話に聞く「蓮爾」@向ヶ丘遊園の麺がこんな感じなのかな? だとしたら、それもいろいろ微妙な話ではあるんだが。

 ラーメン全体のスタイルは、こってりしたスープに液油と背脂が浮き、太麺が入り、その上にはモヤシとキャベツ。更にチャーシューを豚と呼ぶなど、どう見ても二郎インスパイアだ。「えびラーメン」なので、そこに更にエビの香味が入り、インパクトを増している。「大山」の創始者である影島店主が「二郎」のラーメンにエビ風味を足した人気メニュー「MO」を開発した事はあまりにも有名だから、そういう意味じゃ不自然では無いのだが……。これ、影島店主直伝なのかな?

 問題の極太麺は、本当に太い。うどんと比較してもかなり太めな上、角断面で厚みもある。しかも加水が低いらしく、しなやかさや滑らかさよりもひたすら「小麦密度」を高くした感じで、すすれるような物ではない。せいぜい1〜2本を口に運び、もぎゅもぎゅとかみ砕く感じ。

 個人的には、日本の麺(うどん、そば、ラーメン)は、「すする」のが大きな魅力だと思っている。「音を立ててずっずっと麺をすする」のを許容する食文化はあまり無く、日本人の麺好きもその食文化が支えてるんじゃないかと勝手に思ってるんだが、この麺はその「すする楽しみ」は完全にスポイルしてるな。「麺を食べる」と言うより「たまたま少し細長く切った小麦の練り物を口に押し込む」と言う印象。そういう意味じゃ、麺じゃなくパスタを食べる感覚に近いかも。

 逆に言うと「歯ごたえ」「噛み堪え」に関しては猛烈に強い。多少バランスを崩してでも歯ごたえを追求しているから、ひたすらに強い麺が好みだと、もう代用が出来ない唯一無二の麺だと思うかも。

 何はともあれ、「噛む回数」としては日本一クラスのラーメンかも(^_^;)。この強すぎる麺に強いスープを合わせた意味は分かるが、食べ終えた時にはアゴが疲れ切っていた【爆】。
posted by しう at 18:25| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン食べ歩き【神奈川県】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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