2006年05月17日

日記

◆「ひるがお 新宿御苑店」/ラーメンゼロ
◆「すみれ 池袋店」/カレーラーメン

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昨日行き損ねた「ひるがお」の「ラーメンゼロ」。今日はきっちり目を覚まして、早速お店に向かう。この手の限定は、「如何にして並ぶ時間を短く、かつ確実にゲット出来るか」の見極めが重要だ。その為、「なんつッ亭」「汐留らーめん」の時もあれこれ情報を集めたが、今回も数日前からいろいろ情報を見ている。

 結果、「平日は9:00頃までならかなり安全ライン。9:30になるとデッドライン」が結論である。それに従い、9:00にお店に着くように自宅を出るが、これって通勤ラッシュのド真ん中だ【爆】。フリーになってからはもちろん、ラ博時代もほとんどスクーター通勤。しかも、富士通時代も最後の一年は厚木に通っていたから、まともな(?)通勤ラッシュってのはかれこれ6〜7年ぶりか。いやあ、昔は毎朝あんな目にあってたんだなあ。それでも東横線のラッシュはまだましな方な筈だ。皆様毎日ご苦労様である。


 閑話休題。9時ちょうどに到着で13人目。まずまずいい見極めだな。予想通り、ほぼ9:30と同時に20人目が並んだところで店員が整理券を配って、列を解散させてくれた。これはいいな。実質並んだのは30分だから、5時間かかった「なんつッ亭」とは雲泥の差だ。時間までゆっくり喫茶店で休憩兼レポ打ちが出来た。

 10:50頃に店等に戻り、無事に「ラーメンゼロ」をゲット。こりゃかなり美味いなあ。


 丸ノ内線から新宿経由で池袋へ。6月一杯、一日20食限定で出ていると言う「すみれ」のカレーラーメン狙いである。ほんとーは、吉祥寺の新店も気になっているので、そのまま荻窪まで行って中央線に乗り換え、「すみれ」はその後にする方が効率はいいが、食数限定だから確実ゲットの為にはやむを得ない。お店はほぼ満員でさすがに混んでいたが、カレーラーメンは無事に食べられた。

 次にその吉祥寺の新店に向かおうかと思うが、結構腹一杯で次に行ける感じではない。ここ数日、あまり食べてなかったからなあ。経験上、ここで無理をすると一日祟る。が、一休みしてうまく消化すれば、また気力がわいてくる。買い物を兼ねて秋葉原に移動するが、この移動の間に雨が降ってきた。コンセントを貸してくれる喫茶店で、またもレポ打ち兼天候の見極めだ。

 続く……。予定だったが、結局今日はここで打ち止め。カレーラーメンの重さが効いたかな。秋葉原から神保町まで歩いて買い物をして、その後は半蔵門線から渋谷経由で帰宅。結構強く雨が降っていた。
posted by しう at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆「ひるがお 新宿御苑店」/ラーメンゼロ

 「新どっちの料理ショー」で、「せたが屋」「九段 斑鳩」を破ったラーメンが、この店で二週間ほど提供されると言う。既に行列店である本店ではなく、こちらへの集客起爆剤としてこれ以上の物はあるまい【笑】。折角だから乗っておきたいし、何よりTVを見て「塩も味噌も醤油も使わないラーメン」と言われれば興味がわくのは当然だ。「せたが屋」の前島店主は、塩でも味噌でも醤油でもない「ソースラーメン」を作った事はあるが、今回はそういう奇策ではないみたいだし、ラーメン的な興味では、前回勝者「なんつッ亭」の「ネオ豚骨」より強かったかも知れない。

 ただこの手のラーメンで一番問題なのは「何時に行けば確実に、かつ行列時間を最短に食べられるか」と言うこと。各種情報から安全ラインを9:00、デッドラインを9:30と予想し、何年ぶりかの通勤ラッシュを突破して9:00少し前に到着。目論見通り、この段階で13人目。9:30少し過造に20人目が並んだから、ほぼ読み勝ちである【笑】。

 前回「なんつッ亭」ではこの後も延々並んだが、こちらでは20人目が並ぶのとほぼ同時に店員が番号付きの整理券を配ってくれた。

「整理券」
 行列は一旦ここで解散。後は開店の11時までに再度整理券の番号順に並び直せばOKだと言う。実質的に並んだのは30分ほどだから、「なんつッ亭」の時とは比べ物にならないほど楽だし、ヘタな通常の行列店の方がきついくらいだ。この後1時間半の待ちがあるとはいえ、行列に縛られているのと喫茶店なり何なりで休めるのとでは天地の違いだ。お見事な気配りである。

 近所の喫茶店で休憩兼レポ打ちをしてると1時間半はあっという間だ。10:50頃に店頭に行くと、別途20〜30人くらいの行列が出来ている。「ゼロ」売り切れは告知されているので、ノーマルを狙う人の列だろう。えれぇ行列店になったもんだ。

 その列を横目に整理券組が三々見々集まってきて、改めて列を作る。その整理券組の列が、開店と同時に店内に誘導された。まず「ゼロ」を全部捌ききってから通常営業に入る体制のようだ。カウンターから順番に座っていくと、私はちょうど一番最後、厨房に背中を向ける三角カウンターの冷水器側となった。ふむ。

 一度に二杯ずつ「ゼロ」を作っていくので提供にはそこそこ時間がかかる。ラーメンが出るたびに、その席からシャッター音が聞こえる。携帯で取ってる人が多いみたいだな。私の前、12番の男性は、デジカメでフラッシュを焚き、携帯で音を出して撮影していた【爆】。さて、着席から20分ほどで私のラーメンが出てきた。

「ラーメンゼロ」
 ぱっと見は、色の薄い醤油と色の濃い塩の中間くらいの色合い。多少濁っていて、引っ張り出さないと麺などは見えない。まず一番気になるスープを飲むと、第一印象は「磯の香りが強い塩ラーメン」だ。調味料としての塩は使ってないが、その分を素材からの塩分で補っているから当然と言えば当然だが。ただ、その塩分の出方が実に自然でなめらかだ。「塩カドが立つ」と言う表現の対極のような、旨味と風味と塩分がシームレスに繋がる感じ。この味はちょっと経験が無い。

 ダシの風味は「魚介系」ではあるけど、今一番ポピュラーなカツオ節や煮干しとは全く異なるので新鮮に感じる。塩分もそうだったけど、ダシの旨味も実に上手く融合している。貝の風味が主導的ではあるけど、それだけが突出する事もない。

 麺は太めのもっちり。調味料無しでこの麺を引っ張れるか心配だったが全くの杞憂。力強くぐいぐいと言う訳ではなく、すいすいって感じでラーメン全体がスープに牽引されている。うおー、こりゃあ美味い。

 具は、チャーシュー、穂先メンマ、味玉、青のり(あおさ?)。これらの味も実に自然にスープに馴染む。アオサは下手に使うとラーメン全体が「海苔茶漬け風味」になりかねないんだが、スープのアオサに負けていないので良い香りが効果的にプラスされている。 「調味料を使わない」と言うコンセプトから、どちらかと言うと線の細い味を予想してたがとんでもない。予想とは裏腹に、実に綿密に各要素を計算したラーメンだ。従来のジャンルに縛られない文字通りの「新作」。行列的にもなんつッ亭などより敷居は低いし、「また食べたいなあ」と思った。むろん完食である。

◆「すみれ 池袋店」/カレーラーメン

 「ひるがお」で「ラーメンゼロ」を食べた余韻さめやらぬ中来店。6月までの限定かつ一日20食であるなら、食べられる時に食べておかねばと言うことだ。12時数分前に着くと店頭に行列は無いがほぼ満席で、私の前の二人組から少し店内で待った。ちょいと不安のあったカレーラーメン(900円)の食券も買えて一安心して待つ。

 カレーラーメンは作るのに少し時間がかかるようで、私の後ろ2〜3人の後に出て来た。
「カレーラーメン」
 ラーメンは、それこそカレー皿のような平皿で出てくる。スープはかなりトロミがあって、「トロミのあるカレーラーメンスープ」と言うより「ややゆるめのカレールウ」って感じ。味わいは実にオーソドックスで、麺をライスと交換すればカレーライスとして成立しそう。ただ、カレーの上にはかなりの油(ラード)が浮いていた。やはり「すみれ」のスープをベースにしてルゥを使ったのかなあ。「すみれ」はスープよりもタレ主体の味のようで、そのあたりがちょっと見抜けなかった。

 先行で食べたO氏が書いていたように、確かに「すみれならではのカレーラーメン」とは感じにくい。美味しいんだけど、ブラインドで食べたら多分「すみれ」のラーメンとは分からなかったかも。味玉、メンマ、チャーシューなどのパーツは確かに「すみれ」の味だったけど。

 例えば、強烈な香辛料を使い、あの味噌ラーメンをベースに突き抜けるようなスパイシーさを加えた「味噌カレーラーメン」とかも食べてみたい気がする。絶対に美味いと思うんだが。

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